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*「風神秘抄」 荻原 規子少年の孤独な笛が舞姫の舞に出会うとき *「ファンタジーのDNA」 荻原規子ファンタジーのDNA 荻原 規子 ファンタジー作家の荻原規子さんが、自身の読書体験から、ファンタジーに対する考え、私的ファンタジーの書き方までを綴った初エセイ。 ああ、どうしましょう〜(これは嬉しさのあまり)という位、とても面白かった。一心に文字を追い、項を繰る手さえもどかしく、共感やら、驚きやら、ある種熱情を帯びて読むエッセイというのも珍しい。 *「薄紅天女」荻原規子 「勾玉」3部作の最後は「薄紅天女」 今回は少年阿高が主人公。前作で遠子がついに見つけることのできなかった明玉の所在が明らかになる。 これを読んだら勾玉シリーズも終わりかと思うと、とても名残り惜しい気持ちになるが、読み始めればノンストップで物語に引き込まれていくのは常のこと。 *「白鳥異伝」荻原 規子 二人でひとつであるかのようにして、三野の里で一緒に育った遠子<トオコ>と小倶那<オグナ> 遠子は遠い上代(カミヨ)に輝の末子に嫁いだ水の乙女と同じ、闇の一族の一系に繋がる血を受け継ぐ橘の姫であり、小倶那は母真刀野が川で拾った養い子だった。 都から輝の大王の命を受けて三野を訪れた大碓皇子との出会いは、遠子と小倶那の運命を大きく変えていく。 都へ向う小倶那に遠子は言う。 小倶那にもう一度会えるときまで、お宮になんか行かない、女になんか絶対にならないわ。ここでずっと待っているから、帰ってきて 離れ離れになり、互いの血に流れる定めに、思いもよらないところへ運ばれていく二人の運命がいき着く先を、最後まで固唾を飲みながら読んだ。 *「空色勾玉」空色勾玉 荻原 規子 輝の大御神の双子の御子と、闇の氏族とが烈しく争う戦乱の世に、闇の巫女姫と生まれながら、光を愛する少女狭也。輝の宮の神殿に縛められ、地底の女神の夢を見ていた、「剣の主」稚羽矢との出会いが、狭也を不思議な運命へと導く…神々が地上を歩いていた古代の日本を舞台に、絢爛豪華に織りあげられた、人気沸騰のファンタジー。 神々が地上を歩いていた古代日本、『古事記』でいうところの神代の巻に登場する逸話をモチーフに、日本的ファンタジーの世界が見事に描かれていく。 西洋のファンタジーとは異なる視点がここにある。 | 1/1PAGES |
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