本や映画の感想、日々の雑感などを徒然に書いております
ネタバレもあるので未読の方はご注意ください
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*「一千一秒の日々」 島本理生

一千一秒の日々
島本 理生
大学生の男女を主人公に、生真面目で不器用な恋模様を描いた連作短篇集。

ある短篇では主人公であった登場人物が、別の短篇では脇として出てきたりして、短篇ごとに舞台上にいる人物のひとりにスポットライトがあたり、他の役者は物語の背景へと存在を薄くする。
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| 島本理生 | 23:55 | comments(10) | trackbacks(4) | | |

*「ナラタージュ」

ナラタージュ
島本 理生
静かに切なさが注がれていく。注がれた切なさが満ちていく。満ちた切なさが激しく波打つ。想いを寄せ合うふたりが選んだ結末とは。繰り返し甦る愛の記憶と痛みの中で続く、終わらないラブストーリー。

島本作品は「リトル・バイ・リトル」に次いで2作目。
この人の文章は読んでいて、違和感なくすとんと心の内に落ちてくるので心地良い。
ここでも主人公は淡々とした第三者的視点を持つ。そこに冷たい感触はなくて、だからといって温かいわけではないが、まるで繊細な観察者といったものを主人公の言葉から感じる。痛みの痛点を鈍くするための自己防衛でもあるのか。物語の場の空気に淡く潜む切ない匂い。が、誰だって心が波立つことはあるものだ。心情が表に激しく吐露される時、彼女の想いが、そこにある哀しさや切なさがより強い印象で顔を覗かせる。
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| 島本理生 | 01:17 | comments(13) | trackbacks(6) | | |

*「リトル・バイ・リトル」  島本理生

リトル・バイ・リトル
島本理生
目に映る風景、肌に受ける風、周りには自分以外の他人がいて、いつも何かしら感じたり、考えたり、ただぼ〜っとしていたり。言葉を口にすることもあるけれど、言葉は音にならず、自分の中でどこへか向って漂っていることもある。

島本理生の文章を読みながら思った。
なんだろうこの感覚は?
言葉の息遣い、そんな言葉が浮んだ。
息を吸い、息を吐き、時々大きく深呼吸して、ある時はちょっと溜息もつく。主人公ふみの言葉の息遣いに、知らず知らず自分の呼吸が重なっていくようで、いつの間にかほんとに自然にこの小説の世界に溶け込んでいた。
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| 島本理生 | 21:47 | comments(4) | trackbacks(3) | | |
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