本や映画の感想、日々の雑感などを徒然に書いております
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*「夜の光」 坂木 司

坂木 司
新潮社
¥ 1,680
(2008-10)

夜の地球儀というのがあるのを知っているだろうか。
主要都市名、油田、漁船の灯り、海洋名、湖名、人工衛星から見た夜の地球の姿を写した地球儀だという。宇宙から地球を見る。少しだけ宇宙飛行士の気分が味わえそうで、欲しい!と衝動的に思ったが、どこに置くんだ?と部屋を見回してクールダウンする。

地球を宇宙から見るのは容易ではない。でも、地球から宇宙に目を向けるのは簡単だ。空を見上げるだけでいい。天体望遠鏡があればさらにいうことはない。
坂木さんの『夜の光』は、高校の天文部に所属するジョー、ゲージ、ギィ、ブッチ、4人の男女の、高校という戦場における、クールな戦いの日々を描いた作品。

慰めなんかいらない。癒されなくていい。欲しいのは、星の距離感。これは天文部に集うスパイたちが、最前線で繰り広げた戦闘の記録。
BOOKデータベースより
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| 坂木 司 | 18:31 | comments(4) | trackbacks(3) | | |

*「動物園の鳥」 坂木 司

動物園の鳥
 
 動物園の鳥

 坂木 司
 文庫: 272ページ
 東京創元社 (2006/10/11)



「青空の卵」、「仔羊の巣」と続いたひきこもり探偵シリーズ完結編。
さらにはシリーズ初の長編でもある。

栄三郎さんの幼馴染み安次郎さんからの依頼を受け、動物園で頻発する野良猫虐待事件を調べることになった鳥井たちだったが、事件の真相には鳥井と坂木の過去も絡んでくるという意外な展開が待ち受けていた。
卵からひよこへ、ひよこは一人前の鳥になり、やがて自分の翼で飛び立っていくことができるのか。
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| 坂木 司 | 15:14 | comments(6) | trackbacks(4) | | |

*「仔羊の巣」 坂木 司

仔羊の巣
仔羊の巣
坂木 司
ひきこもり探偵シリーズ第2弾。

野生のチェシャ・キャット
銀河鉄道を待ちながら
カキの中のサンタクロース


世界的に名の知られたイギリスのファンタジーに登場するキャラクター、日本の東北にイーハトーブを夢想した作家の有名な童話、毎年12月になると街中に彼の姿が溢れる人気者、今回の3つの短篇は誰もが知っている本やキャラクターがタイトルに顔を覗かせている。
料理の隠し味のように不思議のエッセンスを一滴。
さて、お味は?

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| 坂木 司 | 21:44 | comments(8) | trackbacks(3) | | |

*「青空の卵」 坂木 司

青空の卵
青空の卵
坂木 司
どうして卵なんだろう。綺麗に並ぶ表紙の卵を見ながら思った。
時がくれば内側から殻を突き破って、いっぱしのひよことしてこの世の空気に触れるであろう命。然しながら、それまでは卵という世界が命にとってのすべてである。その場所以外に世界が存在することなど知らぬげに、卵は完璧な世界として命を守ってくれる。コツコツコツと、内側から自らの意志で世界を壊し、外と繋がっていくのか。あるいは外側かわの力によって世界を知るのか。
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| 坂木 司 | 23:13 | comments(4) | trackbacks(4) | | |
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