本や映画の感想、日々の雑感などを徒然に書いております
ネタバレもあるので未読の方はご注意ください
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*「三匹のおっさん」 有川 浩

有川 浩
文藝春秋
¥ 1,600
(2009-03-13)

今回はラブコメ萌えモードは封印かなと予想して読み始めた。
三匹の子豚とか三匹の侍とか三匹ものはいろいろあれど、還暦を迎えてなお意気軒昂、年寄り扱いなんざごめんこうむるという活きのいい、武闘派ふたりに頭脳派ひとりのおっさん三匹が、“地域限定正義の味方”となって悪に立ち向かう。

「三匹のおっさん」とは…定年退職後、近所のゲーセンに再就職した剣道の達人キヨ。柔道家で居酒屋「酔いどれ鯨」の元亭主シゲ。機械をいじらせたら無敵の頭脳派、工場経営者ノリ。孫と娘の高校生コンビも手伝って、詐欺に痴漢に動物虐待…身近な悪を成敗。
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| 有川 浩 | 18:00 | comments(20) | trackbacks(10) | | |

*「別冊図書館戦争供廖〕川 浩



 「別冊図書館戦争供
 有川 浩
 単行本: 286ページ
 アスキー・メディアワークス (2008/08)



『図書館戦争』シリーズ、スピンアウト第2弾。
今度は青の表紙。しかもこの横顔は柴崎ではないですか!!と思って裏表紙を見ると、いました手塚くん。周りにはバレバレなのに、素直になれないところは堂上・郁コンビと同じだけど(こちらはめでたく卒業)、このふたりのほうがよりやっかいなようで、ずっとどうなるかと気になっていたのだ。

そんで、結局あの人たちは?」

どうやら幕引きとなる今回、答えが出る!?
どうなる、どうなるの?
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| 有川 浩 | 17:59 | comments(14) | trackbacks(8) | | |

*「ラブコメ今昔」 有川 浩

ラブコメ今昔
 
 ラブコメ今昔

 有川 浩
 単行本: 279ページ
 角川グループパブリッシング (2008/7/1)



『クジラの彼』に続く自衛隊ラブコメ第2弾。
前作は未読だが他の作品との関連もないということで、先にこちらから読むことにする。というか有川さんの新刊が出ると、すぐに読まずにはいられない体質になってしまったようだ。すっかり激甘中。今度もまた甘いのか。甘いはわかっている。どれだけ甘いのやらと、読む前にこちらも臨戦態勢に入る。

乙女だってオタクだっておっさんだって自衛官だって
ベタ甘ラブで何が悪い!
〜本の帯より〜

完全開き直りですね(笑)
では、ベタ甘ラブをとくと堪能させて頂こう。
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| 有川 浩 | 13:20 | comments(20) | trackbacks(12) | | |

*「別冊図書館戦争機廖〕川 浩

 
 別冊図書館戦争

 有川 浩
 単行本: 273ページ
 アスキー・メディアワークス (2008/04)


そろそろ出る頃かと発売予定日前から本屋に足しげく通い、今日も駄目だったとうな垂れて帰る日々。それほどまでにして読みたかった本であるから、手にした時の嬉しさは半端ない。焦らされるのも悪くない、と勝手に焦らされて思ってみる。図書館シリーズ全巻を読み終えて、燃え尽きて、燃えつき切れない感情の残り火が燻っていた。主役の郁だけではなく、脇のひとりひとりに思い入れがある。しっかりと自分の足で立っている彼らの物語に帰っていけるのだ。
気を落ち着けて、落ち着けて、本の帯にも注意書きがある。
恋愛成分が苦手な方はご健康のために購入をお控えください。

図書館シリーズ最終巻、当麻事件後の郁と堂上の恋の成行きを軸に、図書館での日常的事件を絡めての別冊シリーズ第1弾(ということは第2弾もあるということですね!!)
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| 有川 浩 | 22:57 | comments(22) | trackbacks(10) | | |

*「阪急電車」 有川 浩

有川 浩
幻冬舎
¥ 1,470
(2008-01)

図書館シリーズ完結の興奮いまだ醒めやらず。スピンアウト本待ちのお預けわんこな読者の眼前に、まあこれを読んで待ちなはれと差し出された一冊の本。カラフルな表紙は図書館シリーズと同じ徒花スクモさん。宝塚駅から西宮北口駅までの八つの駅を走る阪急電車を舞台に、電車に乗り合わせた登場人物たちの人間模様を描く連作短篇集。
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| 有川 浩 | 22:05 | comments(16) | trackbacks(11) | | |

*「図書館革命」 有川 浩

図書館革命
 
 図書館革命

 有川 浩
 メディアワークス (2007/11/7)
 単行本: 333ページ




走り出したらもう止まらない、誰にも止められない!
図書館の未来、本を読む自由という重い使命を担って、無事ゴールへ駆け込めるのか笠原郁!?ハイスピードで山あり谷ありな展開に、図書館シリーズ名物のラブコメにと、最終巻も120パーセントの満足感に酔いしれた。
読み出したら止まらない、誰にも止められない。読み終わるのは嫌だ〜、と思ってもブレーキは効かない。最後までいっきにいく。とことん楽しんだ図書館シリーズを読み終えた満足感と、燃え尽きてしまったような喪失感でいっぱいになる。
ともあれ、これだけの娯楽性を保ちながら、なおかつ社会や個人について見落しがちな問題を提起し、深く考えさせられたシリーズの幕に、最大限の拍手を送りたいと思うのだ。

大規模な原発テロの発生を機に、対テロ特措法が採択される。このことに乗じメディア良化委員会は、テロの参考文献ではないかと噂される本の著者を拘束しようともくろみ、いっきに攻勢を掛けてくる。対して著者の当麻蔵人を保護する図書館隊側。両者の抗争はいかなる決着をつけるのか。郁の恋の行方は?図書館の未来は?

この先ネタバレあり
続きの一歩は本を読んでから!
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| 有川 浩 | 18:10 | comments(25) | trackbacks(15) | | |

*「図書館危機」 有川 浩

図書館危機
 
 図書館危機

 有川 浩
 単行本: 343ページ
 メディアワークス (2007/02)



……To be continued.

えっ、ここで終わり?
気になる、続き!どうなる、続き!
この興奮具合はかつて連載中の『スラムダンク』に毎週熱狂し、次週の新たな展開を待ちきれずにいたのと重なる。
前作『図書館内乱』のラストにきて、思いも寄らない方向から、まるで闇討ちのような一撃が郁を襲う。憧れの王子様、ついに発覚!まさかの相手にパニック状態。明日からどうしようというのが郁の心境ならば、こちらは明日からどうすんだ郁?という半ば野次馬的興味で盛り上がる。ラストの持っていき方が実に上手い。もう読者を掴んで離さない。ぐわっと掴まれたままシリーズ新刊を発売早々に読む。2月のことだ。感想を書いているいまは4月。どんな感動や感情の昂ぶりも、時が過ぎれば気の抜けた炭酸ソーダのようになるのは否めないが、弾けて飛散霧散してしまった記憶を掻き集め掻き集め書いてみよう。

王子様、ついに発覚!山猿ヒロイン大混乱!
玄田のもとには揉め事相談、出るか出るか伝家の宝刀・反則殺法!
―――そしてそして、山猿ヒロイン故郷へ帰る!?
そこで郁を待ち受けていたものは!?
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| 有川 浩 | 23:59 | comments(10) | trackbacks(9) | | |

*「レインツリーの国」 有川 浩

レインツリーの国
レインツリーの国
有川 浩
関西から東京の会社へ就職、3年が過ぎ仕事にも慣れた頃、向坂伸行はネットである本のタイトルを検索してみる。中学生の頃に読んだライトノベルシリーズで、衝撃を受けたラストを他の人はどう受け止めたのだろうという、ふとした思いつきからだった。
検索で辿り着いたのは「レインツリーの国」というブログ。探し求めていた本の感想を読んだ伸行は、管理人のひとみにメールを送る。打てば響くようなメールの交換が続き、伸行はひとみに会いたいと強く願うようになる。直接会って話がしてみたい。
ところがひとみはその提案を頑なに拒む。実は拒むにはある理由があったのだが…

「図書館内乱」に登場する本「レインツリーの国」が実際の本となって出版された。出版社の枠を越えた本のコラボだ。しかも有川浩が得意とするところの飛び道具なしの青春恋愛小説。図書館シリーズでも恋愛要素はたっぷりあったが、ラブコメ色が色濃かったので、恋愛小説との真っ向勝負となるとちょっと想像がつかなかった。
ところがである。これほど泣かされるとは思いもしなかった。
ホロリ?いやいやまだまだ。
はらはらと流れ落ちる?もうちょい。
それはもうボロボロと泣けたのである。

会ったこともなく、もちろん顔も知らない相手なのにメール交換が楽しくて仕方ない。普段なら口にしないはずの言葉も恥ずかしげもなく書けてしまう。読んでいるとふたりの弾むような気持ちが手に取るように伝わってくる。このワクワク感はわかるなぁ。
相手の顔色を伺うこともない、肌の温もりに触れることもない、匂いも、耳に届く声の響きもない、文字だけがふたりを繋いでいる。メールは五感のうち視覚のみに一点集中した繋がりだ。そのことが親密さを生みやすくしているのかもしれない。
伸行の働きかけから、ふたりの関係がネット上でのみ相対するという境界線を越えようとした時、大きな障壁にぶつかることになる。
恋愛小説であるが、男と女が向き合うというだけでなしに、深く考えさせられる問題を突きつけられた感がある。無知から気づかずにいたことも多い。この本を読んで、気づかずに傷つけてしまうことがあるのだということ、その痛みに改めて思い至る。
伸行が使う関西弁の軽妙さがあるので印象としては少し軽減されているように感じるが、内容としてはかなり重いといえる。途中ど〜んと重くじれったく苦しいからこそ、ラストでの決断と行動が生きるのだと思った。
簡単に越えていける問題ではない。その難しさも書かれている。それでも前へ踏み出そうとする一歩の力強さがいい。

「図書館内乱」の読者であるならひとみが会うのを拒む理由がわかると思うが、未読でこの本を先に読む読者の方には、理由を知って読む際の興が削がれるといけないので、これから先はどうぞ読まないように。以下はネタバレにつき注意!
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| 有川 浩 | 22:31 | comments(18) | trackbacks(12) | | |

*「図書館内乱」 有川 浩

有川 浩
メディアワークス
¥ 1,680
(2006-09-11)

『図書館戦争』(感想)に続くシリーズ第二弾。
前作では図書館の自由、読む側の自由を守る為の、図書館隊と良化特務機関との戦闘も辞さない対立構造を軸に、敵に(敢えて敵と書こう)立ち向かっていく図書館員達を描き、敵見方がはっきり分かれて判りやすい構図だった。なにより図書館と戦争という突拍子もない設定にも、ずいぶん度肝を抜かれたものだ。

2作目においても相変わらず良化特務機関との抗争という状況は変わりなく存在するが、突拍子もないことでも既知の世界には慣れてくるから衝撃度は下がる。慣れって恐ろしいな。非日常だったことをあたり前のように感じてしまう、精神的耐性が出来てしまうんだから。

この作品が創り出す世界全体に、ありえない!と突っ込み入れつつのめり込んだのが前作とすれば、章ごとに小さな驚き多発だったのが今回の内乱。内乱という言葉が示すとおり、外部との対立ではなく、内部にある微妙な考え方の違いが明らかにされる。
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| 有川 浩 | 22:42 | comments(12) | trackbacks(12) | | |

*「図書館戦争」 有川 浩

有川 浩
メディアワークス
¥ 1,680
(2006-02)

冒頭主人公笹原郁が両親に宛てた葉書の最後はこう締め括られている。
私は今、毎日軍事訓練に励んでいます、と。
ひと言添えておくと、主人公は新図書館員に採用さればかりの22歳の女の子であって、けっしてそれ以外のなにものでもない。図書館と軍事訓練、掛け離れたふたつがひとつところにあることに意表を突かれる。
確かに本のタイトルには「図書館戦争」とある。でも、まさかそれがほんとうに言葉通り、図書館員達の実践的戦いを描くことを意味しているとは思わなかった。なんてとんでもない話なんだろう。またそのとんでもないところが面白さでもある。

昭和最終年度、公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律として『メディア良化法』が成立・施行された。この法に対抗することを期待して、既存の図書館法に第四章を加えるかたちで通称『図書館の自由法』が作られる。良化特務機関と図書館隊の応酬の激化に伴い、双方は武装化の度合いを増していった。結果、時に死傷者も出す激戦も起こりうることから、図書館の、しかも防衛隊員となることはかなりの危険を強いられる職務なのだ。笹原郁は女性としてその防衛隊を志望した希少な存在だった。
熱血感が過ぎていつも上司に怒られてばかりの笹原郁と、個性的な上司や同期の仲間達が本を読むことの自由、図書館の自由を守るために戦う痛快な笑いありの物語。
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| 有川 浩 | 14:04 | comments(16) | trackbacks(18) | | |
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