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*「レヴォリューションNo.3」 金城一紀金城 一紀 / 講談社(2001/09/30) Amazonランキング:72862位 Amazonおすすめ度: 本ブロガーさん達に人気があるんだなぁと思いつつ、いつか読む機会があればという消極的な気持ちで横目に見ていた金城さんの本。本屋に行ったらちょうど新刊の『映画篇』が並んでいたから。たまたまサイン本だったから。きっかけはなんだっていい。横目じゃなくて真正面に見て、そしてすごく好きになったのだ。遅いよ〜、はい、そのとおりっ! この人の本が読みたいなという作家さんがみつかって、読んでいない本が何冊もあって、まっすぐひたすら勢いをつけて走っていく、この状態の時が恋の始まりに似て(笑)一番楽しいのだよね。 君たち、世界を変えてみたくないか? *「映画篇」 金城一紀映画篇 金城 一紀 集英社 (2007/07) はい、頑なな拘りどおり『対話篇』を読み終えたので、次はお待ちかねの『映画篇』である。やっほ〜 五つの短篇はいずれも映画のタイトルがつけられている。 太陽がいっぱい ドラゴン怒りの鉄建 恋のためらい/フランキーとジョニー もしくは トゥルーロマンス ペイルタイダー 愛の泉 現実よ、物語の力にひれ伏せ *「対話篇」 金城一紀ぽつんと小さく本の題名と作者の名前だけが記されたシンプルな表紙。 この本を手にしたには訳がある。 本屋に行ったら金城さんの最新刊『映画篇』が並んでいた。しかもサイン本である。サイン蒐集マニアではないが、金城さんはかねてより読んでみたい作家のひとりであったので、サインもあることだし買って読んでみようという気になった。 少し読み始めたところでとある雑誌から、既刊の『対話篇』とリンクしているらしいことを知る。となると先にそっちを読まねばならぬという、強い命題が自分の中に生まれる。だめだめ、絶対に『対話篇』を読んでからでなくちゃ『映画篇』は読んではだめ!、と頭の中にスローガンが電光掲示板のように流れる。時々変に拘るものだな。 ちょうど図書館にあったのですぐに借りて読むことができた。初めて読む金城さんの本。真っ白な表紙が包み込む世界は、どの作品も死の影が色濃いにも係らず、静謐で穏やかな空気のせいか、重苦しい感じはない。最後には深くせつない感動に涙した、リンクする3つの作品がからなる短篇集だ。 孤独の淵に閉ざされた人々が、他者との「対話」によって少しずつ世界への扉を開いていく。心にやさしく響く作品集。「恋愛小説」「永遠の円環」「花」の3篇を収録。 | 1/1PAGES |
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