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*医学のたまご (ミステリーYA!) (ミステリーYA!)ある日天才になってしまった(実はちょっとした裏がある)中学生の奮闘を描いたミステリー。 中高生向けに書かれた作品だけど、もちろん大人が読んでも面白い。むしろ大人にも読んで欲しい。だって面白いものに大人と子どもの垣根はないのだもの。 *「ジーン・ワルツ」 海堂 尊今回は出産という人間の生命にかかわる医療の問題を取り上げ、他の作品よりシリアスな内容となっている。 生命の誕生を支配するのは神か、それとも医者なのか? *「プラックペアン1988」 海堂 尊外科研修医世良が飛び込んだのは君臨する“神の手”教授に新兵器導入の講師、技術偏重の医局員ら、策謀渦巻く大学病院…… 面白かったですよ〜 *「ジェネラル・ルージュの凱旋」 海堂 尊ジェネラル・ルージュの凱旋 海堂 尊 宝島社 (2007/4/7) 単行本: 384ページ これまでのもやもやとしていたものがふっきれたシリーズ第3弾。 ドクター・ヘリ導入を悲願とする救命救急センター部長をめぐる疑惑 田口・白鳥コンビが発する軽妙かつ痛快な笑いを期待して肩透かしをくらった感のある前2作、『ナイチンゲールの沈黙』と『螺鈿迷宮』も、本書を含めたトライアングルとしてみると、見事に三角を形成する世界の一辺として、意味のある1冊と思えてくる。シリーズとしては『チーム・バチスタ〜』から『ジェネラル〜』までが、出版社のくくりでは3部作となるのだが(『螺鈿迷宮』は出版社が違うから当然といえば当然)、関連性で考えると先にあげた3作かなと思う。 本音を言えば、もう続きは読まなくてもいいかと思っていたのだ。それでも条件反射のように発売早々買ってしまった。少しはまだ未練があったらしい(笑) 本を読み始めて後悔した。もの凄〜く後悔した。買ってすぐに読まなかったことを後悔したのである。ああ、馬鹿だ〜、目の前にこんな面白い本を積んでおいたなんて。 この先はちょっとネタバレあり *「螺鈿迷宮」 海堂尊螺鈿迷宮 海堂 尊 角川書店 (2006/11/30) 単行本: 389ページ 乳白色に浮ぶ淡い虹の輝き。誰が想像しよう、固く閉じられた貝殻の内側に虹を見ることを。 外側からでは窺い知ることのできない真実。見極めるにはどうすればいい。内側に入り込んでその眼で見ればいい。ただそれだけのこと。のはずが、そこには深い迷宮が待っていたのだ。 バチスタ・スキャンダルから一年半。幼馴染みの新聞記者・葉子から「碧翠院桜宮病院に潜入できないか」という依頼を受けた天馬大吉は、留年を繰り返し、医学の道を断念するのも時間の問題な東城大学・医学生。潜入先の桜宮病院は終末期医療の先端施設として注目される反面、経営上の黒い噂も絶えない。天馬はボランティアとして通ううちにある疑問を感じるようになる。 「この病院は、あまりにも人が死にすぎる」 *「ナイチンゲールの沈黙」 海堂 尊東城大学医学部付属病院・小児科病棟に勤務する浜田小夜。担当は、眼球に発生する癌―網膜芽腫(レティノブラストーマ)の子供たち。眼球を摘出されてしまう彼らの運命に心を痛めた小夜は、子供たちのメンタルサポートを不定愁訴外来・田口公平に依頼する。その渦中に、患児の父親が殺され、警察庁から派遣された加納警視正は院内捜査を開始する。小児科病棟や救急センターのスタッフ、大量吐血で緊急入院した伝説の歌姫、そこに厚生労働省の変人・白鳥圭輔も加わり、事件は思いもかけない展開を見せていく…。 第4回『このミス』大賞受賞作である『チーム・バチスタの栄光』に続く第2弾。 *「チーム・バチスタの栄光」 海堂 尊ひと際目を引く表紙の色。太陽の日差しのような明るいイエロー。帯には第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作の文字が躍る。本書が勝ち得た眩いばかりの輝かしい光。物語に登場するチーム・バチスタの上にも、奇跡のチームとして光のような賞賛の声が降り注ぐはずだった。いや、確かに光は彼らのもとにあった、ある時までは。 太陽にも黒点はある。成功率100%という奇跡の連勝記録を更新し続けていたチーム・バチスタに、ある時術死が起こる。最初は小さな黒いシミに思えた。ところが黒いシミは三連続術死となって拡大していく。 医療過誤か殺人か、不定愁訴外来担当の万年講師と厚生労働省の変人役人が患者の死の謎を追う。 黄色は注意。まさにそのとおり。この本は要注意。だって読み出しだら止まらない。 | 1/1PAGES |
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