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*「花々」 原田マハそんな原田さんの『花々』を読んでみた。 明青と幸が出会ったとき、島では何が起こっていたのか。ダイバーズショップの純子、明青の初恋の女性、成子。さまよえる花々の、美しくも儚い島物語。『カフーを待ちわびて』から3年。奄美諸島の小さな離島を舞台に生まれた感動のサイドストーリー。 *「キネマの神様」 原田マハ季節に倣うわけではないが本の感想も読み終えたホヤホヤから去年の宿題まで、気分次第の入り乱れた更新になることどうぞご容赦のほどを。 というわけで前置きどおり、今日読み終えたばかりの本の感想を書くことにする。 原田マハさんの本は『カフーを待ちわびて』以来でこれが2冊目。題名からも想像されるように物語の中にはたくさんの映画のタイトルが出てくる。劇場に足を運んで観た作品もある。思い出される場面の数々と一緒に当時の感動も甦り懐かしさでいっぱいになった。 映画を愛する気持ちが文章から溢れ出していて、これは映画の好きな人にはたまらなく嬉しく、うんうんと頷きながら共感できる作品なんじゃないかなと思った。 キネマの神様が運んできた奇跡によって再生していく家族の絆という、温かく沁みるテーマもある。 これはほんとうに優しくて、ぽっかりできた日だまりに気持ちよく寝そべっているような、厳しい冬をいっとき忘れさせてくれる湯たんぽみたいな温もりの伝わる素敵な作品だった。 だからほんわか幸せな日曜日の夜だ。 壊れかけた家族を“映画の神様”は救えるのか? *「カフーを待ちわびて 」 原田マハそれでもこの時期、北海道はまだ涼やかな夏で、ほてった身体を冷やしてくれる風のひんやり感が心地良い。なによりビールが美味しい!居ながらにして避暑地にいるようではあるが、日常を離れるという意味でほんとうの避暑に行きたいものだ。とはいえ、願望は叶いそうにない。仕方ない、ならば最も手軽な方法で避暑気分を楽しむとするか。 どこがいいかな、北から南の端へ、一度は行ってみたい沖縄にしよう。 沖縄の離島・与那喜島で、祖母が残した雑貨店を営み、のんびりとした日々を過ごす友寄明青(トモヨリアキオ)のもとに、突然やってきた美しい女性・幸。事の始まりは明青が旅先で冗談半分に残した一枚の絵馬だった。 嫁に来ないか。幸せにします。 リゾート開発に揺れる島に舞い降りた“美(チュ)らさん”と、島で生まれ育った不器用な青年のピュアなラブストーリー。穏やかで優しい気持ちになる1冊だ。 第1回『日本ラブストーリー大賞』大賞受賞。 | 1/1PAGES |
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