本や映画の感想、日々の雑感などを徒然に書いております
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*「グリーン・ティーは裏切らない」

グリーン・ティーは裏切らない お茶と探偵(2)
ローラ・チャイルズ
チャールストンの恒例行事であるヨットレース。ゴール地点に位置するホワイト・ポイント庭園では、200人ほどの見物客が集まり<海辺のお茶会>が開かれていた。お茶会のケータリングを依頼されたティー・ショップのオーナー、セオドシア・ブラウニングはそこで事件に遭遇することになる。
ゴールの号砲とともにアンティーク銃が暴発、資産家のオリバー・ディクソンが死亡したのだった。彼は数ヶ月前に若き花嫁を得たばかりだった。事故か事件か。古くから続く家同士の対立が原因か、それともディクソンが始めようとしていた新事業絡みか。事の解決にセオドシアが乗り出す。

文庫の帯に書いてある“紅茶とお菓子がいっぱいの美味しいミステリ”という言葉が、この本のすべてを言い尽くしているような気がする。
ミステリ部分はとびきり驚く展開やトリックがあるわけでなく、複雑に絡む人間心理からその者の抱える暗部が浮かび上がるというほどでもない。そういうところを追うミステリではなく、あくまでも芳しく美味しい香りのするミステリ風味を味わい、堪能することを心掛けるのを忘れてはいけない。雰囲気を楽しむといったほうがぴったりだろうか。軽い感じで読めるところがいい。
物語からはいつも紅茶の香りとお菓子の甘い匂いが漂ってくるようで、空腹時に読むのは禁物だ。

お茶にかんする薀蓄は読んでいて面白い。
物語中に出てくるガンパウダー・グリーンというお茶、中国産の緑茶で、小さな茶葉を乾燥させると丸まって小さく固い粒状になり、見た目が火薬(ガンパウダー)にそっくりなことから名づけられたということだ。
何故このお茶が登場するのか、この物語を最後まで読み終えた時、なるほどそうか!と思った。

お菓子や紅茶のレシピ、ドレイトン(ティー・ショップの熟練ティー・ブレンダー)のお勧めなども絵入りで載っている。こういうところが楽しい。ミステリを楽しむのとは別な楽しみだけど、けっこう小説の中に出てくる衣食住、とくに食は気になるものだ。美味しそうなお菓子や紅茶が出てくるとなればなおのこと。

実は本書は<お茶と探偵>シリーズの第2弾で、1作目が『ダージリンは死を招く』だ。シリーズものの新刊は、たまたまその時初めて手に取ることもあるわけで、刊行済みのものをさりげなく一緒に置いておいてくれると、つい買ってしまう人間だっているはずなのに、なかったのが惜しい。
| 推理・ホラー・冒険 | 23:45 | comments(6) | trackbacks(2) | | |

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♯ コメント

おお〜!雪芽さん、なんていうタイミング!
今度このシリーズをTea&Bookに載せようと思ってたところでした。
雪芽さんも読んでいらっしゃったとは!嬉しいな〜。
美味しいミステリー、まさにそんな感じですよね。お茶とお菓子が欲しくなります。
ドレイトンさんが、特にお気に入りですよ、私。いいですよね・・お茶入れていただきたい(笑)

あらっ、1作目置いてなかったのですね・・・う〜ん。やっぱりこういうのは、揃えて置いて欲しいですよね。
| 瞳 | 2006/04/11 8:29 AM |
ああ、やっぱり読んでいましたか。
本屋でこの本を見た時に思い浮かんだのが瞳さん。
Tea&Bookにも載せるんですね、楽しみだなぁ。
私もお気に入りはドレイトンさんです。
ドレイトンさんにmy紅茶ブレンドを作ってもらいたいな、なんて思いながら読んでいました。

そう、1作目がなかったんですよ〜
でもこの本は運命でしょうか、普段あまり行かない本屋で発見!
もちろん家に連れて帰ってきましたよ。
続きも読みたいですよね。
最近楽しみ待つシリーズものが増えて嬉しくなってしまいます。
| 雪芽 | 2006/04/12 10:18 PM |
雪芽さん、こんにちは!
このお話、とても面白そうです。ご存知の通り、洋書に
挑戦していますが本格的なミステリーはとても難しく、
なかなか手が出ません。
この本はPBも比較的やさしい方で、俄然読みたくなり
ました。
Blogで紹介記事を書いたのでTBさせて下さい。
| | 2006/04/14 12:20 PM |
雫さん、こんばんは。
洋書は英語苦手な癖に、一度だけ何を血迷ったか買ったことがあります。
その名も「クマのプーさん」!
児童書ならなんとかなるかと、挑戦してみました。
でも、英語で本格的ミステリーとなると難しいですね。
この本は読んでいて楽しいのでぜひ読んでみて下さい。
お茶したくなりますよ〜

ブログにこの本の紹介ですか?
それはぜひ遊びに伺わなくては!
| 雪芽 | 2006/04/15 12:14 AM |
雪芽さん、こんにちは!
クマのプーさんはあの姿に似ず、非常に難しい英語
で有名なのです!で、私も逃げ腰でまだ読んだこと
がないのです(^_^;)
洋書を読む人は本好きが多くて、そんな皆さんから
絶大な人気のある絵本を一冊紹介します。
"The Library"邦訳名は"エリザベスは本の虫"です。
邦訳は読んだことがありませんが、洋書はとても
やさしい英語なのでどちらでも楽しいと思います。
本好きの雪芽さんに覚えてもらえれば嬉しいです。
もしも書店で見かけたら是非読んでみて下さいね!
Blogにこちらをリンクさせていただきました。
これからも宜しくお願いします!
| | 2006/04/16 11:12 AM |
雫さん、こんばんは!
週末不在にしていたもので遅くなりましたが、お気に入りのBlogリストに追加させて頂きました。

英語はほんとだめなんですよ。
日本語も怪しいかもしれませんが(笑)
でも、これを機会に挑戦してみるかも(あくまでも“かも”なところがすでに腰引けてます)しれません。
こちらこそ、これからもどうぞ宜しくお願いしますね!
| 雪芽 | 2006/04/18 8:24 PM |

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