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*「帰ってきた空飛び猫」

帰ってきた空飛び猫
帰ってきた空飛び猫
アーシュラ・K. ル=グウィン, Ursula K. Le Guin, 村上 春樹
都会を離れ新天地を探して、文字通り自分達の背中に生えた翼で飛び立った四匹の空飛び猫達。前作『空飛び猫』で彼らは人間の兄妹に出会う。その後の彼らはどうしていたのか。さらに子猫との新しい出会いまでを描いたのが今回のお話。
子猫って無類なかわいさだと思うようになったのは、友人の家の住人となった二匹に出会った時だった。
元来犬派でも猫派でもない。あげるとすればペンギン派。そんなのがあるとすればの話だが。ともあれ人間達のあるのかないのかわからない派閥抗争とは無縁のところに彼らは住まう。
友人宅の子猫は子猫らしい旺盛な好奇心と、貪欲なまでの食いしん坊ぶりをみせてくれた。のんびりティータイムのはずが、食べ物のあるところ子猫あり。食べられてなるものかと目的のケーキ皿を高く持ち上げ遠ざけても、ミャア、ミャアと小さな鳴き声を上げながら、肉球のついた両前足をバタバタさせて必死に取ろうとする。その仕草があまりにかわいいので、この時ばかりは少し猫派に気持ちが傾いたのだった。

さて、人間の兄妹に匿われて安穏な時間を過ごしている空飛び猫達である。遠く離れて都会にいる母猫のことが気になって仕方がない。そこで四匹のうち二匹が母を訪ねて三千里、それほどの距離かは定かではないが、とにかく母猫に会いに行くということになる。
しばらくぶりに見る都会では、建物の取り壊し作業がいたる場所で行なわれていた。町全体が様変わりしようとしている時期なのだろう。やはり猫達にとって、とくに翼のある猫達にとってここは安全な場所ではないようだ。
探しても探してもジェーン・タビーお母さんの姿はない。そんな中出会ったのが、真っ黒な毛の子猫だった。おまけに翼を持っている。お母さん猫の行方は?同じく翼のある子猫は彼ら二匹とどんな関係にあるのか。

やっぱり子猫がかわいい。最後の挿絵、ミルクを飲んで口の周りを白くさせている黒猫子猫の姿には、正直この言葉しか思い浮かばない。
かわいい!

90ページに満たない短い話だ。読むのに骨の折れることはない。美しい挿絵と空飛び猫がいる不思議な話のこの本は、読んでしまえば終わりという類の本ではない。続編があと二冊ある。でも急ぐことはない。何かの折にまた自分へのプレゼントとして,一冊一冊と買って読んでみようと思っている。
(5月21日読了)
| A・K・ル・グゥイン | 20:20 | comments(0) | trackbacks(0) | | |

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