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*ダ・ヴィンチ・コード

ダ・ヴィンチ・コード










全世界で4900万部を越える大ベストセラー、ダン・ブラウン著「ダ・ヴィンチ・コード」の映画化ということもあり、前宣伝の煽りは凄かった。書店、TVや雑誌といった各メディア、至る所にモナ・リザのあの謎の微笑みが溢れていた。
前々から公開を楽しみにしていた映画でもあり、昨日観に行ってきた。

ついに史上最大の暗号が解き明かされる!
というその暗号を自分の描いた絵に仕掛けたとされるのが、万能の天才といわれるレオナルド・ダ・ヴィンチ。でも、暗号が隠されているのは「モナ・リザ」ではなく「最後の晩餐」のほう。「最後の晩餐」は長年に渡って行なわれていた修復作業の過程で、実際はもっと色鮮やかに描かれていたこと、後世に他者の加筆が加えられていことが判った作品でもある。

映画はルーブル美術館の館長ソニエールが残した奇怪なダイイングメッセージに端を発し、キリストの秘密を巡る宗教対立、誰が敵か味方わからない目まぐるしい展開あり、スリリングで緊迫した流れで進んでいく。
ただ先に原作を読んでしまっているので、驚きという点では先がわかっている分、展開をなぞる形になってしまった。映画を観る時、原作と映画のどちらが先かということは一概には言えないが、この映画は本を読んでいないほうがもっとドキドキして観ただろうと思うと、その点ではちょっと惜しい気持ちがしてる。
驚きは鮮度が勝負。

原作を読んだ時面白かったのが、アナグラムを解き暗号に迫っていく推理部分。映画ではラングドン(トム・ハンクス)の閃き映像で視覚的に処理されていて、推理の妙というよりファンタジックな印象だった。過去のややこしい歴史的背景については、ざらついた映像を織り込み説明してみせる。先のラングドンの思考を映像で見せる表現といい、冗長に語らなくていいのが映像の持つ力だけど、原作を読んでいないで観ると説明不足に感じる人もいるのだろうか。

この映画はキリスト教圏ではかなり物議を醸しているようだけど、キリスト教を信仰しているわけでなく、その信仰が背景にある社会に暮らしているということもないので、騒ぎの元になっている事柄に対しては実感が湧いてこない。
単純に面白い映画だったなくらいしかない。
ニュースで観て驚く。ニュースになるほどの深刻さがあるのだと知って、そのことに驚く。
結局自分が何を信じるかが問題なのだと、映画の中でラングドンは言っていたが、信じることが排除や殺戮といった物騒な方向に結びついてしまうこともあって、なんだか上手くいかないものだなと思う。

出演している俳優たちはいろんな映画でお馴染の顔ぶれが揃ってなかなか豪華。ガンダルフのイアン・マッケラン、お元気そうでなによりです。
登場人物の中で気になったのはシラス役のポール・ベタニー。本を読んでいる時も一番心が動いたのがこのシラスの境遇というか人生だったので、映画も彼に注目して観ていた。ポール・ベタニーいいではないか。他の出演作品も観てみたい。

それにしても映画はやっぱりいい。遠いパリのルーブルが見れちゃうんだから。満天の星の光が降り注ぐルーブル美術館、ガラスのピラミッド。夜にあの場所に立ってみたいものだと思う。

原作 「ダ・ヴィンチ・コード」 ダン・ブラウン
監督 ロン・ハワード
出演 トム・ハンクス オドレイ・トトゥ ジャン・レノ 
   イアン・マッケラン ポール・ベタニー
2006年 

前に書いたとおり、映画の鑑賞チケットが当たったので2回目を観て、またなにか感想があれば追記するかも。    
| 映画・海外 | 18:07 | comments(7) | trackbacks(11) | | |

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♯ コメント

雪芽さん、貴重なご意見ありがとうございました。
やっぱり泣けませんでしたか。(泣く映画じゃないか・・・!?)
基本的には、悲しい映画じゃなくても、感動だけでも泣ける映画が基本にある旦那です。(ドラえもんで泣きます)

この基がキリストということが、中々複雑にしていますよねぇ。
キリストの歴史というか、暗部の流れがわかってないと、把握は難しいんじゃないかな?と、本を読んで思ってました。

自分も近々観にいく予定です・・・
| juzji | 2006/05/28 10:15 PM |
え〜、これ泣く映画でしたっけ?juzujiさん(笑)
でもこっそり言うと、シラスの最期には涙が。
信仰に殉じ、天使だと言ってくれた師に殉じ、
最後に甦るのはトラウマのような過去の記憶。
果たして彼に救いはあったのかしらってね。

感動でも泣ける、というのはそのとおりですね。
ドラえもんですか?ほ〜
アニメって感情移入しやすいせいか、意外に泣ける時あります。
juzjiさんの映画を観ての感想楽しみにしています。
できれば涙ポイントなどあれば教えて下さいね。
| 雪芽 | 2006/05/28 11:03 PM |
雪芽さん こんばんわー。
TB貼らせてもらいまくりですみません。。
貼り返してくださいね。

やはり、映像であるからこそよく理解できるところもありましたよね。
マグ・・・マグ・・・マグダラ?のマリアをキリストの横に持ってきたりとか。。
アナグラムは映画ではあれが一番いいのかもしれませんね。真剣に解こうとするとクイズ番組みたいになるかも・・。

二回目行かれるんですね。すごいな。同じ映画二回連続で見れないです(汗)。
やぎっちょも涙はなかったかなー。
| やぎっちょ | 2006/05/29 12:24 AM |
こんばんは!
ダビンチ見られたのですね!!
あたしの周りは賛否両論でした。
本だと対象になっている絵画がイマイチよくわからないものが
数点あったので、映像でそれを見たい気がします。
後、ルーブル美術館も見たいですし(笑)
| 弥勒 | 2006/05/29 11:29 PM |
弥勒さん、こんばんは!
そうなんです、他の観た人の感想を聞いても、
いろいろでした。
原作を気にしなければ普通に楽しめると思うんですが。
ルーブル美術館の中の映像はあまり長くなくて、
もっと見たい〜と物足りなさも。
でも、問題の絵はたっぷり映画で見れますよ。
| 雪芽 | 2006/05/30 1:31 AM |
>信じることが排除や殺戮といった物騒な方向に結びついてしまうこともあって、なんだか上手くいかないものだなと・・
そうですね、そうやって歴史は悲しい出来事を繰り返してきたような気がします、そして今も・・
自分の信じるものと相手の信じるもの・・その折り合いがね・・
ポール〜!!嬉しいな〜。
ええ〜っと結構いつも癖のある役をやってます(苦笑)そこが持ち味でもありますが。
あ、でも去年出た「ウインブルドン」は爽やかなテニス選手でしたよ、珍しい〜(笑)
私が最初に観たポールは「ロック・ユー」ヒース・レジャー主演の。良かったですよ〜。
星の降り注ぐルーブル・・いいですねぇ〜。
| 瞳 | 2006/05/31 7:20 AM |
瞳さんお目が高いです。
さすがに映画に詳しいだけあります。
ポール・ベタニーがいますごく気になって。
いろいろ出ているんですね。
( ..)φメモメモ、チェックしてみます。
癖のある役を演じる俳優さん、わりと好みなんですよ。
アクが強いというか、存在感のある俳優さん。
もちろん正統派の二枚目も好きですけどね。


| 雪芽 | 2006/05/31 11:57 PM |

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