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*「封神演義(ほうしんえんぎ)」

封神演義〈上〉 封神演義〈中〉 封神演義〈下〉
安能 務

紀元前11世紀初頭、時代は商から周へ、易姓革命が始まろうとしている。

妖妃妲己(だっき、千年の齢を経た女狐の化身)に魅入られ昏君(フンチュン)、暗愚な王と成り果てた紂王の治世、600年続いた商王朝は崩壊の兆しをみせていた。

一方周では、父文王が迎えた太公望を軍師として、息子の武王が商に挑もうとしてた。

さらに仙界では、この易姓革命で戦死し神に封じられる、『封神榜(ほうしんぼう)』のリストが作られていた。
封神を遂行する天命を受けた太公望(姜子牙)は崑崙山から下山し、周の文王に仕え、文王亡き後はその息子武王の軍師として、易姓革命に力を尽くすことになる。

かくして人間界仙界入り乱れた戦いが始まるのだった。

とにかく面白い。読み出したら止まらない、止められない。文庫で全3巻、1冊500ページ近くあるが、長さが気にならない。
読むうちにたくさんの登場人物の中から、自分のお気に入りが一人や二人見つかるのではないだろうか。
仙人達が丹精込めて作り上げた宝貝(パオペエ)、秘密兵器の数々も注目だ。
「飛刀」「陰陽鏡」「掌中目」「風火輪」「雷光鞭」「白光・黄気」「毒痘」といった、現代ではミサイル、レーダー、催眠ガスなどに匹敵する兵器が登場する。
「黄巾力士」なんてロボットまでいるから驚く。

「封神演義」は中国の三大怪奇小説のひとつだそうだが、SF小説としても読める。多彩なキャラクター、多様な武器が登場することから、今時のゲーム的感覚でも読める。
読む人が、自分の好きなように楽しみながら読める本だ。
| 歴史・時代小説 | 21:51 | comments(2) | trackbacks(1) | | |

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♯ コメント

中国時代小説面白いですよね〜
私も、はまった気が(笑)
確か、なた(字が出てこない(年?))が
好きなキャラだったような気がします
この作品は展開も速いし、主役級の人物が
ばたばた死んでいくという、ある意味
ゲームみたいな小説ですよね

私も中国時代物取り上げようと思っていたので
先こされてしまったかしら(笑)

雪芽さんの解説はいつも細やかだから
とても参考になります
またきますね★
| littleapple | 2005/09/16 11:15 PM |
中国時代小説お好きですか?それは嬉しい!
なた(た、が漢字変換できないのでひらがなのままで)は最後まで大活躍でしたね。
私はといえば、黄天化。途中退場でしたが。

一時期、宮城谷昌光さんにすごくはまってました。
中国時代物、登場人物多いですよね。
そして、悪さえもとても魅力的。
littleappieさんがどんな本を取り上げるのか、楽しみに待ってます。

はい、またいらして下さいね。
| 雪芽 | 2005/09/17 9:33 PM |

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『封神演義』
中国古代の商(殷)王朝と周王朝の易姓革命が下敷きとなった物語。主人公は兵法書『六韜』で知られる太公望である。  紀元前は十一世紀初頭のことである。世は「朝歌」(河南省淇県の東北)に都をおく「商(殷)」王朝、第三十一代目の紂王の治下にあった。文王は西岐
| 凡人跋扈 | 2005/09/21 9:28 PM |
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