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*「イナイ×イナイ」 森博嗣表紙の綺麗なメタリックピンクに引かれてつい買ってしまった、ひさびさの森ミステリー。
探偵役を勤めるのは、美術品鑑定事務所の助手小川令子と、留守番役の芸大生・真鍋瞬市。事務所の主が不在中のため、ふたりが依頼人の家を訪れることになる。 旧家、地下牢、故人となったが絶対的な権限を持っていた父、双子の美人姉妹、そこで起こる不可解な殺人事件。不気味な使用人ふうの男も出てくるし、思わず横溝正史か?と連想してしまったが、場所は都心の一等地である。 都会の中にある隔絶されたような屋敷の空間で起こる事件。 真鍋の活躍もあり事件は解決されるが、動機はぼやけたままで終わる。そもそも千鶴はなぜ兄の行方を探すことを依頼したのか。なんだかよくわからないのが森ミステリーだったか? 最後にお馴染の人物がちらりと姿をみせる。このシリーズにもこれから係ってくるのだろうか。まだ先は見えない。 今回の主人公のひとり真鍋瞬市は、Gシリーズ後半に出てきているらしい。そちらも続きを読んでみる必要があるかな。 Xシリーズの次回作は「キラレ×キラレ」。今後の展開が気になるところだ。 (2007年5月20日読了) ♯ コメント♯ コメントする♯ この記事のトラックバックURL♯ トラックバック |
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