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*「夜は短し歩けよ乙女」 森見登美彦

京の都を偶然を装いながら、思いを寄せる黒髪の乙女を追って恋の成就に奮闘する男子大学生と、夜の街を、古本市を、秋の学園祭を、風邪の猛威に静まる師走の街をと、二足歩行ロボットのステップ踏み踏み闊歩する、天然黒髪乙女の物語。
とにかく面白かった!期待の上の上、頭上数センチ上をいっている。
これは私のお話ではなく、彼女のお話である。

という冒頭の言葉にもある“彼女”、黒髪の乙女がとても魅力的なのだ。
「黒髪の乙女」はこれまでも、主人公が夢に描く「薔薇色のキャンパスライフ」に欠かせない存在だった。とはいえ、なるほど納得!と主人公に同意するほどには、その魅力の様は語られていなかったように思う。逆に「黒髪の乙女」などとっくに絶滅しているんじゃなかろうかと思ったものだ。
実際問題は別としてこの物語のヒロインに、作者が追求してきた「黒髪の乙女」ってこんな子だったのね、これならわかるよと、すご〜く納得してしまった。姉から伝授された「おともだちパンチ」を奥の手に、新しい世界へとむんと胸はって歩く可憐な勇ましさ。心も身体も意外とタフで、乙女という姿かたち言葉遣いとのギャップが大きいのも魅力のひとつだ。驚きのあるヒロインだと思う。天然なところも含めて、無類に愛らしい!

物語はよっつの章に分かれている。
同じクラブの後輩黒髪の乙女に恋する主人公とヒロインの乙女のふたりが、濃くて存在感のあるたくさんの脇キャラとの出会いや、勢いのあるエピソードの積み重ねによって、少しずつ距離を縮めていく。一緒に作中の喧騒に思い切り巻き込まれながら読むと楽しい。
主人公の妄想ストーカーぶりは最早お馴染みといったところだが、妄想に描いた偶然がいざ目の前に起こると、思うようにはままならない純情青年ぽさや、不器用で必死で情けないところにも共感が持てる。『太陽の塔』も『四畳半神話体系』も主人公は大学生の男の子だが、今回は屁理屈や詭弁を弄する屈折度はいささか和らいで、恋にまっしぐらな主人公が奮闘する姿は、ごく普通に受け入れられやすいキャラになっているのではないだろうか。
森見さん初読みにはおススメの一冊といえる。

第一章 夜は短し歩けよ乙女
いきなり繰り出される「おともだちパンチ」にクラクラし、ついで無手勝流にお酒が飲みたいと、夜の街へ繰り出す姿に盛大に拍手したい気分になる。「お酒が飲みたい」、いいなぁ。自分がお酒を飲みたいというのじゃなくて、目的に向う前のわくわくした感じが好きなのだ。樋口さん、羽貫さんとの再会も嬉しゅうございました。

第二章 深海魚たち
納涼古本市のお話。

本を巡る偶然に出くわした時、私は何か運命のようなものを感じてしまうのです。そして、私はそれを信じたい人間なのです。

乙女の言葉に熱〜く賛同してしまうのだ。

第三章 ご都合主義者かく語りき
これは学園祭の話だけど、緋鯉のぬいぐるみを背中にしょって歩く黒髪の乙女の図がオモチロイ。学園祭の出し物「像の尻」といい、ユニークで微笑ましいものが次から次へと出てくる。
ご都合主義とはわかっていても、「パンツ総番長」の恋の結末に、にんまりしてしまう自分もご都合主義信奉者?

第四章 魔風邪恋風邪
風邪の熱が下がって恋の熱が上昇する結末のご都合主義に万歳!

独特の文章が物語を面白くしているというのもある。
いつもの語り口に加え、乙女視点の時の昔のどこぞのお嬢様を思わせる語り口が、天然キャラをいっそう愛らしく感じさせる要因かもしれない。
夜は短し歩けよ乙女。
いつもどこかを歩いていた黒髪の乙女の姿があった。いまも京の街を颯爽と歩いているような気がしてしまう。

(2007年5月3日読了)
| 森見登美彦 | 23:59 | comments(22) | trackbacks(12) | | |

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♯ コメント

黒髪の乙女もかわいらしいし、先輩も森見さんのほかの作品に出てくる男の人よりだいぶマイルドになっていていい感じでしたよね。むさくるしい彼らもかわいらしくて好きですが、こちらはもう、ロマンチックエンジン全開でまいってしまいました。
読んで楽しくて、思い出してまた楽しい。本当にファンタスティックな1冊でした。
| june | 2007/06/04 11:31 PM |
こんばんは。
個性的な人々、遊び心がいっぱいのお話でしたね。
「黒髪の乙女」のキャラクター、
可愛らしいのに勇ましい、タフで柔軟さを兼ね備えているヒロイン像に、すっかり魅了されました。
新刊「走れメロス他四編」も楽しいですよ〜(笑)。
| 藍色 | 2007/06/05 1:07 AM |
juneさん、こんばんは。
きましたね〜、ロマンチックエンジン全開。
大好きですよ、こういうの。
ファンタスティックでオモチロイラブストーリー。
待ってました!とモリミーに拍手です。
脇キャラはひと癖もふた癖もあるツワモノ揃いなのに、
このふたりときたら恋の純情路線なんだもの。
微笑まし過ぎです。

>読んで楽しくて、思い出してまた楽しい。
しばらく思い出しほくほく気分が続きそうです。

実を申せば、初期作品のむさくるしい男どもも、
なかなかに捨て難く愛着があるのです(笑)
| 雪芽 | 2007/06/05 8:26 PM |
藍色さん、こんばんは。
おともだちパンチとか、偽電気プランとか、
あれやこれやとユニークなものが飛び出し、
『太陽の塔』を読んだ時はファンタジー?と疑問でしたが、
森見さん、ファンタジーの種をたくさん持っているようです。
新刊『走れメロス〜』も読みましたよ〜
まずは『黒髪の乙女〜』を先にと思ったもので。
またそちらもTBに伺いますね。
| 雪芽 | 2007/06/05 8:27 PM |
雪芽さん、こんばんは!
もう〜愛らしくて素敵なお話でした。
彼の恋やいかに!?とハラハラしながらも
その可笑しさぶりにぷぷぷとしてみたり。
そして実に摩訶不思議な奇々怪々とした作風にも
すっかり魅了されていたのでした。
黒髪の乙女、ほわんとした可愛い子ですが、
なかなかどうして逞しさも兼ね備えた素敵な女性ですね〜。
森見さんいろんな世界があってこれからますます楽しみです♪
| リサ | 2007/06/05 9:13 PM |
雪芽さん、こんばんは!
いやいやほんとにオモチロイお話でございました。
先輩の「ナカメ作戦」にプププと笑い、黒髪の乙女の可愛らしさにノックアウトされました〜
できうるならばまた彼らが登場する話を読みたいですよね♪
「野性時代」で外伝を書いていらっしゃったので、可能性アリかな?なんて、勝手に妄想を膨らませてます。
| エビノート | 2007/06/05 9:21 PM |
雪芽さんこんばんは。
「象の尻の君」と「バンツ総番長」
字面からするととんでもない組み合わせなのに
あの感動の終劇には目頭も熱くなってしまうのです。
御都合主義万歳!
| たまねぎ | 2007/06/05 11:51 PM |
リサさん、こんばんは!
この愛らしさには参りました。
現実感からは遠い摩訶不思議なお話なのに、
主役脇枠の皆様方が生き生きと京の街に息づいていて、
読む道中のなんと楽しかったことか。
お得意の妄想馬鹿話にキュートさまで加わって、
これはもう素敵素敵と素直に喜ぶよりほかありません。
黒髪の乙女も極めたし、この先どうするか。
森見さんのポケットからなにか飛び出すのか、
ほんとうにこれからが楽しみですね。
| 雪芽 | 2007/06/07 10:25 PM |
エピノートさん、こんばんは!
は〜い、オモチロイお話(思わずお鼻血と変換した〜、興奮し過ぎだ〜)でございましたね。
ほんに黒髪の乙女の愛らしさは天下無敵でございましょう。
続きでも先輩は乙女の後を追い、運命に翻弄されちゃうのかしら。
なむなむ。
「野生時代」迷ったんですよ、買おうか買うまいか。
いまさらながら買えばよかったと後悔。
| 雪芽 | 2007/06/07 10:25 PM |
たまねぎさん、こんばんは!
とんでもない組み合せですよね。
笑えるような笑えないような試練の山坂越えての結末。
これは涙せずにおられましょうや。
(あれ?涙粒がない)
もうひと組のラブストリーとして感動でした。
| 雪芽 | 2007/06/07 10:28 PM |
面白かったですよね!
確かに初読みの方にはオススメかも♪
学祭の話が大好きです(笑)
あんな学祭に行きたいっす(笑)
| 弥勒 | 2007/06/13 11:22 PM |
弥勒さん、こんにちは!
いや〜、面白かったです〜
学際も奇想天外、疾風怒濤の展開でよかったですね。
ほんとほんと、自分も参加したくなっちゃいます。
それで像の尻をナデナデしてみたいなぁ。
| 雪芽 | 2007/06/17 3:32 PM |
こんにちは。
偽電気ブランや緋鯉のぬいぐるみなど、森見さんの文章は五感にうったえてくるものがありました。
次から次へと繰り出される摩訶不思議な世界を堪能しました。
ファンタジーの枠から大きく飛び出したファンタジーですね。
| 空穂 | 2007/06/27 4:28 PM |
空穂さん、こんばんは。
言葉を目にした瞬間から虜になってしまうインパクト大なアイテムは、五感にビシビシきますね。
こういう形のファンタジーもありなんだ、って森見さんのファンタジー大賞受賞に、いまさらながら納得です。
楽しい世界でしたね。
私もめいっぱい堪能しました。
| 雪芽 | 2007/06/28 10:25 PM |
こんばんは。

最初に読んだ森見さんの作品が、この本でした。
その何とも言えないユニークな世界に時間を忘れましたが、この本を読んでから、『太陽の塔』を読んだところ、暑苦しく感じて大変でした。
順番が逆だったら良かったかもしれませんね。

それにしても、京大生の生活が今もこんな感じなのだとしたら、是非とも世界遺産に登録して欲しいものです。

TBさせていただきます。
| touch3442 | 2007/07/01 10:30 PM |
touch3442さん。
こちらへもTBとコメントありがとうございます。
ほんと時間を忘れてしまいますね。
不思議で可笑しく愛らしい世界に楽しく浸った読書でした。
この後に『太陽の塔』では、さぞや暑苦しかったこととお察し致します。
男臭く汗臭く香る妄想、強烈ですものね。
いまどきの京大生ってどうなんでしょう。
まさかこんな妄想にひた走っていないと思いたいのですが。
もしもかような京大生がいたなら、
それはもう世界遺産並みですね。
| 雪芽 | 2007/07/02 12:53 AM |
雪芽さん、こんばんは(^^)。
ふんわり、ほかほか、まあるく、嬉し恥ずかしい、すっごくスバラシイお話でした♪
いろんなキャラの人たちが出てきて、とんでもなく個性的な展開になるんだけど、主筋は「黒髪の天然乙女」と「トホホなまでにいじらしい先輩」。
2人がやっと一緒にいられるようになった最後が、とっても嬉しかったです。
| 水無月・R | 2007/10/17 10:38 PM |
水無月・Rさん、こんばんは♪
嬉しさ楽しさ、きゃあ〜という恥ずかしさ、面映さ、ココロのいろんな部分を刺激されたお話でした。
二足歩行のステップ踏みたくなります、トントン。
黒髪の乙女と先輩を取り巻くキャラは色濃いですねぇ。
ラストの二人にはもう万々歳!人様ごとなのに妙に嬉しかったんですよ〜
奇想天外縦横無尽に弾けながら、とても物語としてまとまった作品ではないでしょうか。
| 雪芽 | 2007/10/21 9:44 PM |
遅まきながら、読みました。

最初から不思議な世界にドップリ。
楽しい本ですねぇ(笑
| じゅずじ | 2008/01/24 11:39 AM |
じゅずじさん、こんばんは。
モリミーの不思議な世界へようこそ!(笑)
最初から最後まで楽しく読めてしまう本ですよね。
黒髪乙女も無類にかわいくて花○!
| 雪芽 | 2008/01/26 9:17 PM |
TB ありがとうございます。

まさに 森見さんらしい世界観
また 読みたくなりました
| リバー | 2011/10/31 11:08 PM |
リバーさん、久しく更新のないこのブログなのに、みつけてくださってありがとうございます。
コメントも嬉しいです。
森見さんの作品は最近読んでいませんが、また森見ワールドに浸りたくなりました。
不思議で楽しくほっこりするんです。
でもってちょっとせつない。
寒くなっていくいまの季節にはうってつけかもしれません。

| 雪芽 | 2011/11/03 4:50 PM |

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