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*月待ち人

少しだけ時を過去へ遡り、話は先週の金曜日のことになる。
駅前のビルの中にある珈琲店で友人とのんびりとお茶時間を楽しんでいたのだが、わざわざこの日を選んでのお茶には理由がある。
どうして先週の金曜日なのか?

夏至だからというのがその理由。6月22日は一年のうちで昼の時間がもっとも長く、夜がもっとも短いとされる夏至の日だったのだ。ちなみに去年の夏至は6月21日である。
考えてみれば特別な日というほどの思い入れはない。それでも他の季節のイベント事と同じように、夏至だしお茶でもしようかと、互いに考えが一致するのが不思議なところだ。

並んで座る眼前の空が、宵の闇に徐々に染まりつつある。
ビル群が闇に溶けて形を失う。
月待ちをする。
友人によると今宵は半月であるという。後で月齢を調べてみたら、この日は左半分が欠けた上弦の月だった。いまどこにあるのか、ただただ夜だけが深く色づいていく空に月を待っている。

闇を背に白く円を結ぶ何枚もの画像。幾層にもスライスされた脳の画像を眺めるのは、妙な感覚である。自分のものであってしかと自分のものであるという気がしない。初めて自分の蝸牛なるものの輪郭も目にした。ほ〜、という感じでまじまじと見る。なんだろうこの現実感のなさは。そういえば今市子の『百鬼夜行抄』に、蝸牛という名の人物が登場していたなと埒もないことを思う。
このところ不調であったので検査に行ってみたのだ。特別異常はないという。それはよいが不調の原因がはっきりしないのは困りものだ。目も凝っているし、肩や背も凝っている。ということもあって、最近はコリコリ体操に余念がない。

身体のCT画像のように、現代の東京と昔の江戸、同じ場所を異なるふたつの時でスライスし、ひとつの地図本としてまとめたのが、『東京時代MAP 大江戸編』だ。江戸地図の上に現代MAP(こちらは半透明の用紙を使用)を重ねてある。先日本屋でみつけて嬉しく買ってしまった。江戸深川散歩と題して、宮部みゆきの小説に登場する場所の紹介もある。

東京時代MAP―大江戸編
東京時代MAP―大江戸編


この春頃からすっかり森見さんの本にハマっていて、本を読む時の参考にと買ったのが『京都地図本』だ。ついでに『東京地図本』も一緒に購入した。
まず小ぶりで軽いのがよい。特徴的なのは場所によっては、銀座午後一時、午後三時、午後七時と、時間に合わせた食事処や店を紹介していることだろう。『東京時代MAP』にもいえることだが、地図という平面状に広がる世界に、縦の時間軸を幾層か加えたことで、より多角的な視点で見る楽しみが増したように思うのだ。
本を読み、地図を歩く。これが最近みつけた楽しみ方である。

京都地図本東京地図本


月を待つ。
たとえ姿はなくとも空のどこかにある月を思い、待つ。
なんとも楽しいひと時だった。
| 本の耳 | 22:18 | comments(8) | trackbacks(0) | | |

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♯ コメント

こんばんは〜

夏至にお茶しながら月を待つ・・・
さすが雪芽さんらしい時の過し方ですね。
そういえばこの間なにげなく眺めたぼんやりとした月は半月だったような・・・

体調がすぐれないとのこと、いかがですか?
検査して何も無かったのなら大丈夫なのでしょうけど気になりますよね。
くれぐれも無理をなされませんように、お楽しみが待っているのですから(笑)

先日の朝日新聞に江戸小説の広告特集がありましたが雪芽さんは見ましたか?

江戸小説にでてくる江戸の町を地図付きで紹介したり、「うまいもの歳時記」として食を紹介するなど4Pにわたって書いてありました。
読みながら雪芽さんのことを考えていましたが
「江戸地図」買われたのですね。
| りょう | 2007/06/29 5:08 PM |
りょうさん、こんばんは!
月に限らず、空をぼんやり眺めているのが好きなんですよ。
空見て、ぼぉ〜……、とこんな感じです。

体調のほうのご心配ありがとうございます。
仕事にはちゃんと行けてるので大丈夫とは思うのですが、家でのPCは時間削減中です。
お江戸参りに支障があってはいけませんからね。

江戸小説の広告特集ですか?
見ていませんが面白そうですね。
とくに食べ物が気になります(笑)
お江戸に行った折に訪ねてみたい場所があるのです。
近くには義周殿縁の史跡も。
いまから楽しみでわくわくします。
短い時間ですがまたよろしくお願いしますね〜
| 雪芽 | 2007/06/29 10:45 PM |
上弦の月を眺めながら、
過ぎ去り行く夏至を見送る。
ああ〜 なんて風情のある風景でしょうか!!
江戸と東京の合わせ地図にも関心がありますが、
それよりも何よりも体調不良とのこと、
どうぞ御自愛下さい。
| yori | 2007/06/29 11:06 PM |
雪芽さまo(^-^)oこんにちは。夏至。思いつきませんでしたね。今体調を悪くされている方が多いですから天候とかの関係ではないかと思います。目をつぶって蒸しタオルを当ててみると目の疲れがとれるみたいです。私も時々やってますよo(^-^)oお大事になさってください。
| 菱沼 | 2007/07/01 10:12 AM |
yoriさん、こんばんは。
お気遣いありがとうございます。
無理せずのんびりとやっています。
益々ボチボチ更新になりそうで^^;

風情のある暮らしぶりといったら江戸時代。
その心意気が羨ましく、ちょっとまねてみました。
地図も買ったばかりなので、
これからじっくり楽しみたいと思っています。
なかなか面白い工夫なので、
本屋で見かけることがあったら、
ぜひ手に取ってみてくださいね〜
| 雪芽 | 2007/07/02 12:15 AM |
菱沼さん、こんばんは。
暑いかと思うと急に肌寒かったりするせいでしょうか。
目に蒸しタオルは気持ち良さそうですね。
さっそくやってみます。
ありがとうございます!
| 雪芽 | 2007/07/02 12:19 AM |
雪芽さん、こんばんは。
ご無沙汰してしまって(汗)海賊の余波に溺れておりました(汗)

>月を待つ。
たとえ姿はなくとも空のどこかにある月を思い、待つ。
素敵です、思わず心にメモ、メモ〜(笑)
今夜こちらでは月が隠れていますが、私もどこかにある月を思いながら空を見上げてみることにします。

江戸時代の風情ある暮らしぶり、ぜひ現代の私たちも真似してみたいものです。

体調はいかがでしょうか、真夏日のようだったり、急に肌寒かったりしますものね。
目の疲れ、私も蒸しタオルはよくやりますよ、あと、目を大きく開いて上下左右に動かす運動とか(笑)
どうぞ無理なさらないで、ゆっくり(といってもお仕事ありますもんね)できる時はからだを休めてくださいませ。

そうそう、半夏至にはこちら香川では「うどん」を食べる習慣がありますよ、といっても、年中食べているのですが(笑)



| 瞳 | 2007/07/04 3:30 AM |
瞳さん、こんばんは!
わかりますよ〜
だってとぉ〜っても素敵なうねりに身を置いていたんです。
どこまでも歓喜の波間を漂っていたいものですよ。
思い出しては何度でも興奮のるつぼ、きゃ〜
って私が行ったわけではないのにこちらまで余波の波にさらわれそう。
私は東京から帰ってきたら観に行ってきますよ。
楽しみです♪

いまふと星の王子さまの言葉を思い出していました。
見えないけど王子さまの星もどこからあるんだなって。
見えないからこそ想像する楽しみがあります。
ただ、一歩間違えると妄想になる危険性も、汗。。。

この間髪を切りに行ったらお店の方に、
すごい肩凝ってるねと言われてしまいました。
目を上下左右に動かす運動は効き目ありそうですね。

半夏至にうどんを食べる習慣があるんですか。
初めて知りましたよ。
うどんは有名ですものね。
でも年中食べているうどんだと、
特別な食べ物という感じがしませんね(笑)
| 雪芽 | 2007/07/05 12:28 AM |

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