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*「ハヅキさんのこと」 川上弘美


川上 弘美 / 講談社(2006/09/30)
Amazonランキング:163675位
Amazonおすすめ度:


ひとつひとつの話はとても短い。作者の川上さんが、ふっと手のひらに息を吹きかけて生まれた、吐息のような話ばかりである。もともとはエッセイを、という約束で書かれたものだそうだ。エッセイのような小説にどれほどの本当が含まれているのか、いないのかはわからない。それは別として、淡く時にコワサの覗くこの世界は、やはり川上さんのものだと感じることが出来る。

虚と実のあわいを描く掌篇小説集。
「BOOK」データベースより
秋刀魚が食べたいなと「テレビ」を読んで思った。そういう季節である。川上さんの作品はいつもいつも食欲を刺激してくれるので困る。食も欲ならば、恋もまた欲であろう。人はいくつになっても人恋する存在なのだと、それはどうしようもないことなのだと、物語の登場人物たちは訴えかける。そんに強くアピールするわけじゃないけど、ただただそうなのだとばかりに佇んでいる。人間が持つ欲、ある時は夫への独占欲となって現れる。「誤解」の敦子さんはコワイ。コワイが妙にし〜んとして冷えた感情にもみえる。
どろどろしていそうな葛藤を、するりとさらりと書いてしまえるとところが好きなのだ。

2007年9月23日読了

川上弘美さんの読了本
おめでとう
センセイの鞄
パレード
古道具 中野商店
いとしい
溺レる
| 川上弘美 | 19:01 | comments(2) | trackbacks(1) | | |

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♯ コメント

おはようございます。
早稲田での講演、保坂和志さんと奥泉光さんが出ておられましたが、『虚と実』がひとつのテーマでした。
<>虚と実、匙加減は作者次第。<>
まさしく、その通りのような気がします。
| モンガ | 2007/10/22 9:38 AM |
モンガさん、こんばんは!
作家さんの講演会はめったにないので羨ましいお話です。
今時のニュースを観ていると、それこそ虚実入り混じり、“ほんとう”がなかなか見えてきません。
物語としての虚実はよいですけれどね。
本を開けば未知なる世界に運ばれる。
過去にも未来にも、異世界にも行ける。
ある意味ドラえもんのどこでもドアみたいです。
| 雪芽 | 2007/10/24 10:30 PM |

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ハヅキさんのこと  川上 弘美
ハヅキさんのこと 川上 弘美  07−120 ★★★☆☆  【ハヅキさんのこと】 川上 弘美 著  講談社  《日常があります、そこはどこでもある日常ですが、…》  出版社 / 著者からの内容紹介より ささいな男女の機微を描く掌篇小説集。 そこには
| モンガの独り言 読書日記通信 | 2007/10/20 7:45 AM |
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