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*「レヴォリューションNo.3」 金城一紀


金城 一紀 / 講談社(2001/09/30)
Amazonランキング:72862位
Amazonおすすめ度:


本ブロガーさん達に人気があるんだなぁと思いつつ、いつか読む機会があればという消極的な気持ちで横目に見ていた金城さんの本。本屋に行ったらちょうど新刊の『映画篇』が並んでいたから。たまたまサイン本だったから。きっかけはなんだっていい。横目じゃなくて真正面に見て、そしてすごく好きになったのだ。遅いよ〜、はい、そのとおりっ!
この人の本が読みたいなという作家さんがみつかって、読んでいない本が何冊もあって、まっすぐひたすら勢いをつけて走っていく、この状態の時が恋の始まりに似て(笑)一番楽しいのだよね。

君たち、世界を変えてみたくないか?
オチコボレ高校に通う「僕」たちは、三年生を迎えた今年、とある作戦に頭を悩ませていた。厳重な監視のうえ強面のヤツらまでもががっちりガードするお嬢様女子高の文化祭への突入が、その課題だ。
ゾンビーズ・シリーズ第一弾。『対話篇』や『映画篇』にあった、静かに寄せてくる感動とは違う雰囲気の作品だったけど、ゾンビーズ達の熱さに感染してしまったらしく、一緒に笑って楽しんで、すご〜く面白かった。仲間っていいね。

君たち、世界を変えてみたくないか?
この言葉にひょいとのってしまった男達総勢48名。
これから社会を牛耳っていくと予想される有名進学校に周りを囲まれた、銀河のブラックホールのような落ちこぼれ高校に在籍する彼らに、果たして世界は変えられるのか。
48名といえばかなりな大人数。仲間モノといってもこれほどの人数って珍しい。目的に向って一致団結、人数の多さが力を発揮するのが、世界を変える方法の第一歩として選んだ、聖和女子学院の学園祭への突入だ。1年次から頭を捻り捻り試みられる突破作戦が面白い。ギョウザ大好き!に続くギョウザ・コールには、47名もの男達がと想像すると可笑しくて吹き出してしまった。
熱くて、エネルギーに溢れた姿が清々しくて、やってることは馬鹿馬鹿しくもあるのに、応援したくなってしまう。
だけど彼らの青春にあるのは笑いばかりではない。民族差別のこと、家庭環境の不遇、なにかしらの鬱屈を抱える十代の若者でもあるのだ。友の死も経験する。様々な流れの過程で彼らがみせる確固たるもの、信じる仲間がいる、仲間のためなら動く、友情なんて言葉を越える繋がりが胸を熱くさせる。

「レヴォリューションNo.3」、「ラン、ボーイズ、ラン」、「異教徒たちの踊り」とあるが、ゾンビーズ結成秘話とその奮闘振りが描かれた「レヴォリューションNo.3」が一番印象としては強い。
「ラン、ボーイズ、ラン」に出てきた《砂漠のバラ》、その名前が示すとおりバラを思わせる石で、ストーンショップに行く度手にするのだけど、なかなか思うような出会いがない。似たような石でもこれというひらめきがないと、なかなか石は買えない。でも、この本を読んだら、無性に《砂漠のバラ》を側に置いておきたくなった。沖縄の空の下じゃないけど、北の空の下、天にかざしてみたい。

2007年9月24日読了

金城一紀さんの読了本
対話篇
映画篇
| 金城一紀 | 18:00 | comments(8) | trackbacks(7) | | |

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♯ コメント

雪芽さん、こんばんわ
私もずいぶん遅れて読んだんです。でも遅くてもいいんです!出会えたことに意味があるのです!このシリーズ最高です。

>この人の本が読みたいなという作家さんがみつかって〜

わかります〜。私も熱に浮かされたように、一気にコンプリートしました。これは恋する気持ちとものすごく近いと思います。雪芽さん、今が一番楽しい時ですね♪
| june | 2007/09/24 9:30 PM |
juneさん、こんばんは!
本も出会いなんだなって思ってしまいます。
一気にコンプリートですか。
わかります。
そんな熱い気持ちにさせる何かがありますよね。
シリーズ第二弾は借りてきてあるし、あとの2冊も近いうちに読めそうです。
ああ、そうなるともう後がない。
それは寂しいけど、まだ半ばですからね〜
お楽しみはこれからだ!
| 雪芽 | 2007/09/24 11:07 PM |
雪芽さん
こんにちは〜♪
いよいよシリーズに手を!(笑)
個人的にはSPEEDが一番好きなんです。感想楽しみにしていますね♪
やぱ熱い仲間モノはいいなぁ★
| やぎっちょ | 2007/09/25 11:45 AM |
やぎっちょさん、こんばんは♪
お手。はいっ!ついに手をつけてしまいました。
うんうん、仲間モノいいですね〜
読んでいるとパワー漲ってきます(笑)
「SPEED」はシリーズの3番目ですね。
いつ辿り着けるかな。もう少し先かな。
藍色さんからもお薦め頂いたんですよ。
楽しみです。
| 雪芽 | 2007/09/25 11:06 PM |
人気があるのも頷ける、最高の作品でしたね♪
本も出会いという意見に納得です。
私の場合、一気にコンプリートするのが勿体なくて寝かせたまま…ということが多いのですが。
それを自分自身の恋に当てはめると、同じパターンで勢いよく突っ走れないことが多いかも。
読書の傾向と、恋の傾向は似ているのかも(^_^;)
何にせよ、ゾンビーズ寝かせすぎなので、そろそろ読もうと思います♪
| エビノート | 2007/09/26 9:40 PM |
おはようございます。
好きな作家さんに出会った状態が恋の始まり。
頷いてしまいました。
今度はどんな一面を見れるのかな?ってワクワクしますよね。
ゾンビーズ、あと2冊も楽しめるなんて…
羨ましいかぎり。
| なな | 2007/09/27 8:07 AM |
エピノートさん。
しばし寝かせておきたくなるのわかります。
いっきにコンプリートだ!と勢いづくけど、途中でもったいなさが先にたったりして迷ってしまう。
恋も突っ走るだけでなしに、想いが熟れていく時間というのもいいですね。
大事に大事に。
なんだか読書傾向による恋占いみたいですが笑)、次々と読みたい作家さんが出てきて目移り激しい自分は問題ありかも^^;
| 雪芽 | 2007/09/30 8:54 PM |
ななさん、こんばんは。
1冊読むごとに新しい面に出合ったり、変わらないことに安心したり心地良かったり、相手の(作家の)想いを自分がどう受け止めるのか。
読むというのはすごく密な関係なんじゃないかって考えてしまいます。
シリーズ2冊目も夢中で読んでしまいました。
残るはあと1冊。すでに寂しいです。
| 雪芽 | 2007/09/30 8:55 PM |

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