本や映画の感想、日々の雑感などを徒然に書いております
ネタバレもあるので未読の方はご注意ください
<< July 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
RECOMMEND

 極北ラプソディ 

  
読んだり観たり
雪芽さんの読書メーター 雪芽の最近読んだ本 雪芽さんの鑑賞メーター 雪芽の最近観たビデオ
読みたい!聴きたい♪
Blog散歩道
今年読んだ本
将棋○名人戦・順位戦●
≡ SPONSORED ≡
<< 「エトルリアの微笑み」 ホセ・ルイス・サンペドロ | main | 「プラックペアン1988」 海堂 尊 >>

*スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | | |

*「ジェネラル・ルージュの凱旋」 海堂 尊

ジェネラル・ルージュの凱旋
 ジェネラル・ルージュの凱旋
 海堂 尊
 宝島社 (2007/4/7)
 単行本: 384ページ




これまでのもやもやとしていたものがふっきれたシリーズ第3弾。

ドクター・ヘリ導入を悲願とする救命救急センター部長をめぐる疑惑
シリーズ最高傑作のメディカル・エンターテイメント!
本の帯より

田口・白鳥コンビが発する軽妙かつ痛快な笑いを期待して肩透かしをくらった感のある前2作、『ナイチンゲールの沈黙』と『螺鈿迷宮』も、本書を含めたトライアングルとしてみると、見事に三角を形成する世界の一辺として、意味のある1冊と思えてくる。シリーズとしては『チーム・バチスタ〜』から『ジェネラル〜』までが、出版社のくくりでは3部作となるのだが(『螺鈿迷宮』は出版社が違うから当然といえば当然)、関連性で考えると先にあげた3作かなと思う。
本音を言えば、もう続きは読まなくてもいいかと思っていたのだ。それでも条件反射のように発売早々買ってしまった。少しはまだ未練があったらしい(笑)
本を読み始めて後悔した。もの凄〜く後悔した。買ってすぐに読まなかったことを後悔したのである。ああ、馬鹿だ〜、目の前にこんな面白い本を積んでおいたなんて。

この先はちょっとネタバレあり
面白い!これは文句なく面白く読んだ。
物語の流れとしては『ナイチンゲールの沈黙』と同時進行で話が進んでおり、田口先生はこちらのほうで大変な事態に巻き込まれていたのだ。田口先生の働かなさぶりを非難してごめんなさい。氷姫こと姫宮も出てくる。この後に姫宮初登場となった『螺鈿迷宮』がくるわけだ。
オレンヂ1階、救急救命センターの将軍、ジェネラルこと速水部長が悲願とする救急ヘリを巡る汚職疑惑。これによるエシックス沼田委員長対リスクマネジメントの田口委員長の攻防。終盤では大事故が発生してジェネラル伝説の復活ありと、ストーリーはテンポよく展開して飽きさせない。田口の元に届いた怪文書にもいろんな人間の思惑が絡まって、謎解きの面白さもある。

看護師達の熱い視線を集める速水先生のかっこよさには翻弄されまくり。
エシックスでの弁舌の鮮やかさは痛快で、拍手喝采、すっきりこの上ない。ジェネラル・ルージュの伝説に、最後にあんなオチが突くとはビックリだった。まさかこのシリーズで、こんなベタな場面を見ることになるとは思わなかったが、違和感なくルージュもラブシーンも似合ってしまうのが、速水先生のジェネラルたるゆえんである。
でも、速見先生、待たせ過ぎじゃありませんか〜(笑)
ひとつ不満があるとすれば、東城大学医学部付属病院からいい男がいなくなっていくことだろうか。田口先生がいるじゃないか、とは思うものの、汗

宝島社の海堂尊メディカル・エンターテイメントシリーズの公式サイトも合わせて見ると面白い。『ナイチンゲールの沈黙』と本書、もともとひとつの作品として構想されいたのを、諸事情から独立した2冊として出版することになった経緯も書かれているので、興味のある方はぜひどうぞ。

2007年6月11日読了(半年も前に読んだ本の感想を書くのは大変だ〜)
| 海堂 尊 | 15:43 | comments(12) | trackbacks(7) | | |

*スポンサーサイト

| - | 15:43 | - | - | | |

♯ コメント

遅い!(笑

確かに、「バチスタ」の後の2作はちょっと物足りなかったですよね。
でも、同時進行だったとは…

細かなタイムスケジュールが必要ですね (^^ゞ
| juzji | 2007/12/09 8:23 PM |
juzjiさん、こんばんは。
半年ですからねぇ、遅いなんてものじゃないですね^^;
くじけずに書いたことだけでも褒めて下さい(笑)
ああいうメロウな感じも好きでしたが、『チーム・バチスタ〜』で味わった爽快な笑いが忘れららず、欲張りになってしまいました。
細かいタイムスケジュールがあると嬉しいですね!
| 雪芽 | 2007/12/09 10:07 PM |
雪芽さん、こんばんは(^^)。
キャラ立ちまくりで、人間関係も論戦も混迷を極め、その中からすっくと立ち上がる、速水先生。
かっこいいけど、ちょっと怖いなぁ〜。ルージュ塗った姿は・・・(^_^;)。
私としては、トホホ感漂う田口先生が一番好きです(笑)。
医療に採算を求めるべきか否かという問題も、この物語のテーマの一つだったと思いますが、難しいですね・・・。
| 水無月・R | 2007/12/09 11:57 PM |
水無月・Rさん、こんばんは。
キャラ立ちがすごいですよね、我も我もと、どんだけ〜
>その中からすくっと立ち上がる、速水先生。
よっ、かっこいい男がさらにかっこよく思える表現にうっとりです。
でも、さすがにルージュ塗った姿は怖いですか(笑)
言われてみれば確かに。そこだけは少女漫画美形キャラでどうぞ!
一番安心出来るのは田口先生でしょうね。
ああ見えて(笑)いざという時は頼りになるんです。
>医療に採算を求めるべきか否かという問題
難しいですね。
どんな仕事でも理想と現実のせめぎ合いはあると思うんです。
そのふたつの狭間にあるのが命だとしたら、もっと難しい。
| 雪芽 | 2007/12/10 9:03 PM |
こんばんは。
まさに、「速水先生のかっこよさには翻弄されまくり」の一冊でしたね〜。
救命医療と採算性という相容れない医療現場で矢面に立って戦う速水がとてもカッコ良かったです。
現実から遊離したエシックスをシンプルに粉砕するのも痛快でした。
そして黒崎教授!素敵でした。
| 藍色 | 2007/12/11 2:20 AM |
藍色さん、こんばんは。
理想を胸に現実の荒波を突き進む姿に痺れました。
ネチネチとした論戦を張ってくるエシックスを、こともなげに粉砕してしまうんですからね〜
シンプルにサクっと。
黒崎教授も素敵でしたね!
退場場面も颯爽としてかっこよかったです。
| 雪芽 | 2007/12/11 8:32 PM |
 (コメントの順番が逆になりましたが)『ブラックペアン1988』も途中まではすごく面白かったですが、やはり個人的にはこちらの方が良かったですね。速水はいつかまたわれわれの前に元気な姿を見せてくれると期待してます(世良も?天馬も?)。
| higeru | 2007/12/11 11:15 PM |
higeruさん
これは文句なく面白かったです!
読んでいる時間が楽しくて楽しくて。
そうですね、速水先生復活の日を心待ちにしたいと思います。
もちろん世良も天馬も!ですね。
| 雪芽 | 2007/12/14 12:14 AM |
雪芽さん こんばんは
ネタバレありということで、記事は途中までしか読んでません 笑 実は私も「チーム・バチスタ」で虜になって、「ナイチンゲール」で大きく裏切られて、もうこのシリーズは読まなくてもいいかなと思っていた者のひとりですが、やっぱり読まなければなりませんかねえ〜 笑
| yori | 2007/12/14 10:47 PM |
yoriさん、こんばんは。
そうなんですよ、「チーム・バチスタ」で夢中にさせておいて、「ナイチンゲール」ではそっけないそぶり。
それでも読んでしまうのは「栄光」よ再びと思う未練でしょうか。
諦めず読んでよかったですよ〜
面白かったです!お薦めしても大丈夫かと思います。
| 雪芽 | 2007/12/18 10:39 PM |
雪芽さん こんばんは
やっと読みました。面白かったです!! 白鳥君にもっと活躍の場を与えて欲しかった、という一点に不満が残りますが・・・笑
| yori | 2008/06/11 11:15 PM |
yoriさん、こんばんは。
そうそう白鳥君(君をつけるとかわいいイメージですね。実際は…)にもっと活躍の場を!
久々にすっきりと面白く楽しめましたね。
| 雪芽 | 2008/06/13 5:13 PM |

♯ コメントする









コメントをプレビューする?
ご利用のブラウザ、設定ではご利用になれません。


♯ この記事のトラックバックURL

♯ トラックバック

【ジェネラル・ルージュの凱旋】 海堂 尊 著
いやぁ、よかった! 海堂さんを信じていたオレは、うれしい (^0^)/ 「チーム・バチスタの栄光」に喝采[:拍手:]をした後の2作、「ナイチンゲールの沈黙」、「螺鈿迷宮」がいまいちキレがなかったと、ちょっと寂しさを感じていたのだが… 桜宮市にある東城大学医
| じゅずじの旦那 | 2007/12/09 8:19 PM |
『ジェネラル・ルージュの凱旋』/海堂尊 ◎
あの、バチスタスキャンダル(『チーム・バチスタの栄光』)から9ヶ月。桜宮市の東城大学医学部付属病院に、伝説の歌姫が入院し、そこからいろいろな事件が巻き起こる。(『ナイチンゲールの沈黙』)。 その出来事の裏側で、この事件(『ジェネラル・ルージュの凱旋』
| 蒼のほとりで書に溺れ。 | 2007/12/09 11:57 PM |
ジェネラル・ルージュの凱旋 海堂尊
装画は赤津美和子。装丁は松崎理。書き下ろし。 東城大学医学部付属病院が舞台のシリーズ。前作「ナイチンゲールの沈黙」のアナザー・ストーリー。看護師・如月翔子(爆弾娘)の急患搬送で幕開け。救命救急センター部長の速
| 粋な提案 | 2007/12/11 2:21 AM |
【海堂尊】ジェネラル・ルージュの凱旋
 一章の二段落目に「如月翔子」という名前が出てくる。んっ?どっかで見たような…。彼女は救急車に乗り込んでいて、だが患者ではなくて、搬送されているのは「冴子」という女性。んん??さらに翔子の隣には「浜田小夜」が…。ど、どうなっているんだ〜!? 宝島社
| higeruの大活字読書録 | 2007/12/11 11:10 PM |
『ジェネラル・ルージュの凱旋』(海堂尊) <感想&書評>
ジェネラル・ルージュの凱旋海堂 尊宝島社 2007-04-07売り上げランキング : 1396おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools 本の内容 東城大学医学...
| Book A GoGo!!! 〜本の読書感想ブログ〜 | 2008/06/09 8:25 PM |
既視感と失望と期待感
海堂尊さんの第二作品「ナイチンゲールの沈黙」 に対しては、当ブログでも過去に触れている。 その記事は当ブログでは珍しいほどに辛口だった。 おそらくデビュー作「チーム・バチスタの栄光」 のインパクトが強すぎて、第二作目との落差が大きすぎて 結果として
| 活字の砂漠で溺れたい | 2008/06/11 11:12 PM |
『ジェネラル・ルージュの凱旋』 海堂尊
『チーム・バチスタの栄光』『ナイチンゲールの沈黙』に続く田口・白鳥コンビ最新刊――と帯にはあるものの、この作品の前に『螺鈿迷宮』という作品が出版され、しかも同じ世界を舞台にしているのだから、実際はシリーズ第4弾と呼ぶのが適切かも知れない。 しかし出版
| 【徒然なるままに・・・】 | 2009/01/11 9:47 AM |
ABOUT
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
TRACKBACK
ありがとうございます
COMMENTS
ありがとうございます
LINKS
MOBILE
qrcode
OTHERS