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*「黄金の羅針盤 上・下 ライラの冒険」 フィリップ プルマン

黄金の羅針盤〈上〉ライラの冒険 黄金の羅針盤〈下〉ライラの冒険
 黄金の羅針盤〈上〉ライラの冒険 文庫: 343ページ
 黄金の羅針盤〈下〉ライラの冒険 文庫: 342ページ
 フィリップ プルマン 新潮社 (2003/10)

ロンドン、オックスフォード、北極、一見私たちが住む場所と重なって見えるが、よく似ていてもまったく異なる世界の話である。そして、ライラの冒険シリーズ3部作の1部、長い物語はオックスフォードのジョーダン学寮から始まる。
今月に入って映画も観てきたのでその感想も合わせて書いておこう。

両親を事故で亡くしたライラは、お転婆な11歳の女の子。そんな彼女のまわりで子供が連れ去られる事件が起きる。どうやら北極で子供たちが何らかの実験に使われているらしい。ライラと彼女の守護精霊は子供たちを助けるために、船上生活者ジプシャンに同行する。世界に6つしかない黄金の羅針盤を持って北極へと向かったライラだったが…。世界的ベストセラーの冒険ファンタジー。カーネギー賞、ガーディアン賞ほか、数々の賞に輝く。
「BOOK」データベースより
主人公のライラにまつわる出生の秘密、子供の連れ去り事件、黄金の羅針盤を手に始まる冒険の旅、散りばめられた謎に引き込まれ、思いのほかサクサクと読めてしまった。

この世界で特徴的なのは人間と守護精霊であるダイモンの関係。ダイモンは人によって様々な動物の形をとる。大人になると形は決まってくるが子供のうちはまだ定まっていない。人は自分のダイモンと会話も出来るし、常に側にいて精神的にも肉体的にも強く結ばれている。この密接な関係があって初めて、北極で行なわれている実験が戦慄するものとなるのだ。さらにはダストにも関係があるらしいことがわかってくる。

世界の結末を決める運命にあるという少女ライラ。しかも本人はそれと知らずに行なわなければならない。友達のロジャーを助けたい一心でジプシー達と北極へ冒険の旅に出るライラだけど、向えた結末は予想外に苛酷なものだった。こんな暗黒な展開ってあるだろうか。
それにも増して悪の魅力を放っているのが、アスリエル卿とコールター夫人。なんというアクの強さだ。どこまでも貪欲に押し進もうとする精神的腕力も凄いし、両者の強烈な個性のぶつかり合いは見ものだ。
自我の強さでいえばライラも負けてはいない。活発でお転婆、オックスフォードでもジプシーの子供達と一緒になっても、いつしか先頭を切って走るような女の子。勇敢で果敢、とにかくかなりのお転婆娘なのだ。

映画のほうは次々と展開が速くて、説明は端折った感があるが、時間的制約や3部作の1部ということで仕方ないのか。その点はおいておくとして、やはりファンタジーの超大作は映画館のスクリーンで観るのがいい。本の中では想像でしかなかったものが動く画として観れる。迫力あるシーンの連続はまさに映像化の醍醐味だ。鎧クマのイオレク・バーニソンとクマの王との対決は圧巻だった。それと登場キャラの中でもお気に入りなのが、魔女の女王セラフィナ。美しくて妖しくて強くて好きだなぁ。
ラストに関していえば、本の結末に近づく一歩手前でのラストシーンになっているのが、逆にある意味救いか。

2008年3月10日読了
| ファンタジー・童話 | 23:07 | comments(0) | trackbacks(0) | | |

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