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*「グーグーだって猫である2」 大島弓子

大島 弓子
角川グループパブリッシング
¥ 540
(2008-07-25)
大島弓子さんエッセイコミック、『グーグーだって猫である』の文庫第2弾。
卵巣腫瘍の手術をすることになった大島さん。入院、手術、抗ガン剤治療の日々を中心に、知人に留守の間の世話を託した2匹の猫、グーグーとビーのこと、新しく仲間入りすることになった3匹目の猫ことなどが、ユーモアと愛情たっぷりに描かれている。
病気のことはまったく知らなかったので、まずそのことに驚いた。

身体の不調から病院へ、検査、あれよあれよという間に緊急手術となる。
が、それだけで終るわけではない。抗ガン剤治療が始まり、入退院が繰り返される。病気の判明から手術、病院生活での出来事が半ばコミカルに描かれている。
自分が大変な状況にあっても気になるのは、グーグーとビー、残してきた2匹の猫のこと。ほんとに猫大好きなんだなぁ。

キャットシッターを頼んだ知人のNさんとのやり取りも面白く、また患者としての体験や感じたことなどが描かれているが、共感するところが多かった。
以前入院した際、見舞いに来てくれた親しい友人が、「ここが○○さん(ワタシのことだ)の日常なんだよね」と言ったのには、え〜っ!となった。この場所こそが自分にとって非日常のつもりだったんだけどな、と。これにはいささかションボリな気分だ。お〜い!呼びかけても私が望む日常へ帰っていく友人の背は遠い。
励ましの言葉や行為が逆に辛いこともある。

退院した大島さんは思う。
退院の喜びは大きい。それも一日過ぎれば平気になる。日が増すごとに患者から一般人になり、自由が“あたりまえ”のことになる。

ささやかな願いを抱いて頑張ろうと思った気持ちとか、いろんな事に感謝したりとか、目に映る風景さえ新鮮に感じたこととか、予想以上のスピードで薄れていく。そして、忙しなさとイライラの交じり合った日常に埋没していくのだ。この2巻目を読んで、忘れていた気持ちが甦る。それだけでもよかった。きっと、また忘れてしまうのだろうけどね。

苛酷な治療が終ろうかという頃、大島さんはまたもや1匹の子猫と出会う。
ここまで一生懸命に世話をし、愛情を向けることができるというのが凄い。命あるものだ。ただかわいいという感情だけでは済まない。
描かれる猫たちにふにゃ〜となりながら、ちょっと考えさせられる2巻目だった。
3,4弾の文庫化が待ち遠しい。

 2008年8月8日読了
| 漫画 | 13:30 | comments(0) | trackbacks(0) | | |

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