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*言葉の小骨

ふと考える。あれはなんだっけ?思い出せない。だからといって何か困るわけでもないのだけど、記憶の欠如がもどかしく、思考が空白部分の周囲をぐるぐる巡っていく。
サリンジャーの短編なのは覚えている。古本屋でみつけて買った角川文庫。表紙の色さえ浮ぶ。文庫のタイトルは、そう「若者たち」だった。若い夫婦の話だ。ラストの台所の場面が気に入っていて、この短編を読んでしばらくは、喫茶店に入るとよくホットミルクを注文したものだった。
雷の夜、台所で若い、というより幼いくらいの妻に話しかける夫。

夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった

唐突に言葉が浮ぶ。
……違った、これは谷川俊太郎の詩だった。

空白の文字が喉に刺さったまま、吐き出すことも呑み込むことも出来ずにいる。すっきりしない。うん、うん、うん、と脳みそに汗をかいて考えるのだけど、なかなかどうして手強い。何か手がかりはないだろうかと考えて、その頃読書カードを作っていたのを思い出す。
「過去に拾いし言の葉は」をご参照ください)
こんな本を読んでいたんだと懐かしくつい目的を忘れそうになるが、空白の言葉をみつけることができた。いやぁ、すっきりした〜
思い出せそうで思い出せない状態って落ち着かない気分なのだよね。

手元に文庫があれば事は簡単だったけれど、どこかの古本屋の棚にあるか、どこぞのサリンジャー好きの本棚にあるかなので、頭を悩ましながら言葉の小骨を探すことになってしまったのだ。これはこれで楽しい作業だった。答えがみつかったいまだから言えることだけど(笑)
と、すっきりしたところで図書館で文庫を借りてきた。
表紙もなく、薄く黄ばんだ項、年老いた文庫にはサリンジャーの描く若者たちの姿があった。もちろん、思い出せずにいた短編「当事者双方」のビリとルースィも。

| 365分の1ーもの想う日々 | 13:34 | comments(0) | trackbacks(0) | | |

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