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*凍える白 スイーツな白

ー9.5度。今日の札幌の最高気温。これ最低気温じゃないのですよ。
ほんとうに寒い一日だった。

最高気温がー9.5度、最低気温がー12.6度というこの一番の寒さだった2月3日は節分。
当節流行の恵方巻きは食べた。今年の方角は西南西ということだ。え〜と、どっちだろう。食べたのでいいことにする。
お豆さんも買うには買った。鬼は外〜!、福は内〜!って子どもの頃はやったなぁ、と思い出しながら豆まきはしないので、きっといまうちには鬼福コンビが仲良くそろっている。この節分の豆だけど、年の数だけ食べるというのは難題だ。子どもは年の数よりもっと食べたいし、大人は年々量が増えて苦行になっていく。願いを込めて気持ちだけ豆を頂くということではどうだろう。これじゃ効力がない?
省略気味のなんちゃって節分が今年も終る。

お土産に持っていったところたいそう美味しいと評判だった、石屋製菓の白バウム「TSUMUGI」を食べてみた。バウムクーヘンの生地にホワイトチョコを練り込んで作ってある。このしっとり感。ふんわりのやわらかさ。美味しかった。

先月、1月29日の朝、サリンジャーの訃報をTVニュースで知る。
亡くなったのは1月27日、91歳だった。
サリンジャーはひと頃ずいぶんと読んだ作家だった。
なかでも荒地出版社の『サリンジャー選集3』に入っている「ブルー・メロディー」は、とりわけ好きな短編のひとつだ。

 

( P73)
 ラドフォードは草の上に仰向けにねそべって、大きな綿雲が空をすべるように渡っていくのを見つめていた。おかしなことに、彼は太陽が一瞬、雲にかくれると目をとじ、それがふたたび深紅に彼のまぶたに焼きつくように戻ってくると目を開けた。むしろ心配なのは、彼が目をとじているあいだにこの世が終ってしまいはしないかということだった。
 そして事実、この世は終ってしまったのだ。すくなくとも彼の世界は終ってしまったのである。

ラドフォードの中で起きた変化の瞬間を切り取った文章が秀逸だと思った。
読んでから時が経って、物語のほかの部分はぼやけているのに、この情景だけはいまだ鮮明に浮んでくる。 

帰らぬ人へ哀悼の気持ちを込めて。
| 365分の1ーもの想う日々 | 23:55 | comments(6) | trackbacks(0) | | |

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♯ コメント

こんにちは。
 それはそれはもの凄い寒さですね。最近ではまったく雪すら降らない関西にいる身としては想像もつかない寒さです。
 サリンジャー氏の訃報は驚きでしたね。存命ながら伝説の人でしたので、これからさきに未発表の原稿が出て来たりとか色々ありそうですが、今は冥福をお祈りしています。
| 樽井 | 2010/02/04 1:33 PM |
樽井さん、こんばんは。
逆に雪の降らない冬というのが想像がつかなくて。
雪が降るのはいつものことですが、こんなに寒いのは何年ぶりでしょう。
今日からさっぽろ雪まつりが始まりました。
明日までならいつになく寒〜い冬と雪像を楽しめますよ。
サリンジャー氏のことはついこの間懐かしく思い出していただけに、ほんとうに驚きました。
未発表の作品があるらしいという話、気になりますね。
静かな眠りを妨げるようなことのないよう祈ります。
| 雪芽 | 2010/02/05 7:48 PM |
雪芽さん、おはようございます。
うわーーー、四国で寒い寒い・・なんて言ってちゃ嗤われますね。最高気温がマイナス9度〜〜なんて。
節分は我が家の子どもたちの一番好きな行事でしたが(豆まきし放題〜笑)、娘もお嫁に行き、年々静かな行事になりつつあります。
巻きずしとイワシは用意したのに、なんと豆を買うのを忘れてしまって。代わりに黒豆食べました(笑)

晩年は、こもりっきりの生活と聞いていたサリンジャー氏でしたが、訃報には驚きましたね。
短編、いろいろ読んでいらっしゃるのですね。私も読んでみようかな〜。

1月は珍しく本をいろいろ読んだ月でしたが、このところ肩コリでちょっと停滞中です。
雪芽さんもベストに挙げていらっしゃった「猫を抱いて象と泳ぐ」良かったです。
小川さんの最高傑作という帯に思わず納得。
美しい小説でしたね。そして悲しいくらい優しい・・。
| 瞳 | 2010/02/07 10:16 AM |
瞳さん、こんばんは〜
四国の暑さに比べれば北海道なんてまだまだ、というのと同じですね(笑)
豆まきって子どもにはとぉ〜っても楽しい行事かもしれません。
豆(食べ物)をまいても怒られないのですから。
ああ、肝心の豆を!代わりが黒豆とは。でも、身体にはそっちのほうがよさそうですよ。

短編ならばサリンジャーもよいですが、サローヤンの短編がいいんですよ。
新潮文庫版が絶版になってしまったのが残念です。
最近読んだばかりのジャック・ロンドンの『火を熾す』、これはもうお薦めです。

小川さんの『猫を抱いて象と泳ぐ』は、本が抱え持つ美しい響き、せつなさ、絶品ぞっこん本です。

まだ感想を書いていないのですけど(相変わらず遅い)、瞳さんと映画の話をしたい〜〜と身悶えたのが、『ブロークン・イングリッシュ』のメルヴィル・プポーくん!
これは瞳さんのレビューを見てDVDを借りたのですが、メルヴィル・プポーのもの言いたげな瞳にすっかりハマって、続けて『ぼくを葬る』も借りてしまいました。
こちらはなかなか侮れない役で辛い展開。波の音がいつまでも耳に残っています。
| 雪芽 | 2010/02/08 8:01 PM |
雪芽さん、こんばんは♪

ひゃー!−9.5度で最高気温ですか!?
わわわ、毎日寒い寒いなんて全然比じゃないですよね。
北関東(茨城)の寒さなんてまだかわいいものだわ。

そして白いスイーツがとても素敵です!
北海道というとやっぱりスイーツは白をイメージするのですが、白いバウムクーヘンも美味しそう!
ブルーのお皿にまた良く映えますね。
結晶の柄の水色ティーカップもすごく素敵♪

サリンジャーの訃報は私も驚きました。
やっぱり私もひと頃良く読みました。
『ナイン・ストーリーズ』の「バナナフィッシュにうってつけの日」が好きでした。
一人偲ぼうといろいろ文庫を本棚から取り出してパラパラしています。
雪芽さんがお好きという「ブルー・メロディー」、読んだかどうか定かでないのですが、たぶん未読かもです。
読んでみたいです〜。

そうそう!雪芽さんが読まれた『火を熾す』、気になっています。
『喋る馬』も読みたいので2冊一緒に読もうかな、と計画中です(*^-^*)
| リサ | 2010/02/08 8:16 PM |
リサさん、こんばんは!
ようやく寒さの山は越えたようです、たぶん。
それでもまだまだマイナスの気温が続くのですよ。

今日デパ地下を歩いていたら女性客がふたり、この白バウム美味しいんだよねと話していて、心の声で私も「そうそう」と会話に参加してました(笑)
白いプリンとか、白スイーツがけっこうあります。
やっぱり北海道といえば雪なんでしょうかね。
雪の結晶柄のカップはお気に入りなんですよ〜、雪好きですから(^.^)
冬限定で食卓にのります。

バナナフィッシュいいですね!
「バナナフィッシュにうってつけの日」、「バナナフィッシュ日和」、「バナナフィッシュに理想的な日」と翻訳される方によってタイトルも少し違っていて、どれがいいかなぁなんてよく考えたものです。
「ブルー・メロディー」も未読でしたら、機会があればぜひ読んでみてくださいね。唐突な青春の終わりってせつないなって、そこがいいのですけど。
『喋る馬』も柴田さん翻訳でしたよね。わ〜、それは私も読みたいなと本屋さんでじ〜っと眺めて帰ってきました。
リサさんのレビューを読んで図書館に予約した『雪だるまの雪子ちゃん』を受け取ってきたので、さっそく読みます♪
| 雪芽 | 2010/02/12 10:50 PM |

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