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*「雪の結晶 冬のエフェメラル」

雪の結晶










小林禎作
北海道大学図書刊行会

樹枝状六花、広幅六花、扇状六花……
白い息にのせ 呪文のように呟いてみる

見えない宙(そら)からふいと現世に舞い出で
同じものは ふたつとない
この世にただひとつだけの形を結ぶ雪の花

そんな雪の結晶のポートレートが収められているのが
「雪の結晶 冬のエフェメラル」
大雪山旭岳の麓は、北海道でも十勝岳の麓と並んで一番きれいな雪の降る場所だと、著者で元北大低温科学研究所教授の小林氏は書く。

気温零下10度前後のときが、
結晶形も美しく仕事もしやすい。


零下10度、そろそろ鼻毛もくっつこうかという気温だ。
鼻毛がくっつくというのは、北国の、それも余程気温の下がる地方に住んでいないとわからない感覚かもしれない。
鼻を抜ける温もりのある息の温度と外気の差が激しいと、一瞬にして水蒸気が鼻孔で凍った状態になるため、息をする度くっつくような感じになる。
雪の結晶を撮影する作業に適した気温とはいうが、厳寒期は過ぎているとはいえ、3月とはほど遠い寒さでの撮影作業は、根気のいることだったろうと思う。

雪の結晶の主なもの6つ
*針
*角柱
*角板
*扇状六花
*広幅六花
*樹枝状六花

さらに複合型や不規則な形をしたものまで様々。
気温や水蒸気の量など、気象条件によって結晶の形が変わってくる。雪は天からの手紙という言葉のとおり、雪の結晶から天の思いを読み取ることができる。

表題にあるエフェメラル(ephemeral)とは“はかないもの”という意味。雪の結晶、そのはかなさを繋ぎとめるように、この本は存在する。
| 本・いろいろと | 22:11 | comments(2) | trackbacks(0) | | |

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♯ コメント

こんばんわ〜
自分のブログのお返事より前に、
こちらに遊びに来てしまいました。
( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

この本、とっても綺麗な表紙ですね。
雪芽さんはどうして、いつもこういう本を見つけてくるのだろうって思っちゃった(笑)

雪の結晶にこんな複雑な種類があるなんて知りませんでした。あっても、もっと単純なものだろうなぁと。

昔、北極の近くに住んでいる人たちだったかな。
天気の名称についてのお話を聞いたことがあって、
雪についての呼び方がすごくたくさん。
それこそ、100種類くらいの呼び名があると聞いて、
驚いたことを思い出しました。
小学生くらいに聞いた話なので、数とかは定かではないのだけど、雪に根ざして生きている人たちにとっては、ごく普通なのかも〜って、印象に残って。

今年はあと一回くらいは関東にも雪が降るかもしれません。そのときには、もう少し違った目で雪を眺めることができそうです
| littleapple | 2006/01/26 11:35 PM |
littleappleさん、いつも嬉しいコメントありがとうございます。
この本、地元札幌にある北大が出版元なので、冬場書店に平積みにされていたんです。刊行当時結構話題になった本でもありました。
雪国に住んでいれば嫌でも(笑)目にする雪。
とてもロマンチックな気分だけではいられません。
でも、そんな雪も意外と知らないこともあります。
ちょっと雪に興味を抱いて雪関連の本を読んでいた頃出会った一冊でした。
今年は関東も雪が積もりましたよね。
また雪を目にする機会があれば、ひとつひとつに施される結晶の模様を想像して頂けると楽しいのでは、って思います。

呼び名のお話。
そのことがどれだけ重要であるか、生活への密着の度合いが呼び名の豊富さから窺い知れそうですね。
| 雪芽 | 2006/01/29 5:04 PM |

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