本や映画の感想、日々の雑感などを徒然に書いております
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*「ねこのばば」

ねこのばば
畠中 恵
えっ!?あの若だんながグレちゃった?
なんて本の帯に衝撃的なキャッチコピーが書いてあるものだから、あの若だんなが?まさかまさか!と読み始めた「しゃばけシリーズ」第三弾。同じく帯に書かれている“映画化プロジェクト始動!”の文字も気になるところだけど、まずは花のお江戸の繁華な通町、廻船問屋兼薬種問屋長崎屋へお邪魔してみよう。

今日も病弱な若だんなは長崎屋の離れで遅い昼餉を取っている。
側でせっせと世話を焼いているのは手代の佐助と仁吉の妖コンビ。推理仕立ての風味の中に、人の世の人情とちょっぴりもの哀しさをピリリと効かせ、すっかりお馴染となった面々が活躍する筋立ては今回も同じ。
茶巾たまご
珍しく食のいい若だんな。もしや『福の神』が長崎屋にいるのか。兄松之助に舞い込んだ見合い話と殺人事件、『福の神』の謎を巡る話。

花かんざし
家に帰ったら殺される、迷子の女の子の口から出た物騒な言葉。それはいったいどういうことなのか。そして事件が…

ねこのばば
若だんなが大事にしていた『桃色の雲』が突然無くなった。どこへ消えたのか。『桃色の雲』と猫の行方、寺で起きた不思議を若だんなは解決できるのか。

産土
明かされる妖の手代佐助の過去の物語。

たまやたまや
若だんな放蕩息子になる!そこに隠された理由とは。幼馴染で三春屋栄吉の妹お春が幼い頃に抱いた恋心が切なく透けるお話。

「花かんざし」はお雛の驚くような厚化粧に隠された真実、迷子於りんの母おたかが買っていた幾つもの花かんざし、それぞれの女の内に秘められた思いが胸に迫るように哀しい。
「産土」は犬神佐助の過去にまつわる話で、仁吉の思い人の話といい、主要な登場人物のサイドストーリーはより物語の世界が広がるようで面白い。

『ねこのばば』はやっと図書館で貸出可能になっていたので借り受けて読んだ。シリーズ四弾目はまだまだ予約数が多い。気長に待ってみよう。待つのも楽しい。
| 畠中恵 | 12:20 | comments(4) | trackbacks(0) | | |

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♯ コメント

雪芽さん こんにちは。
心がざわざわと落ち着かない日々を過ごしています。(誰かさんのせいです)(笑)
ここにお邪魔して雪芽さんのいつも変わらない穏やかな文章を読むと心が落ち着きます。
畠中さんのお話はどれも読んでいる時はとても面白くて、楽しいのですが読み終わった後は人の心にある様々な思いを呼び覚ましてくれて何か心に残りますね。
『たまやたまや』で手代が「いっそ花嫁をさらって欲しいですか」と言い、若だんなが「本当にやってしまいそうなところが恐い」と思うところで笑ってしまいました。
| りょう | 2006/03/13 3:00 PM |
こんばんは〜
気持ちがざわざわと落ち着かないのは一緒ですよ(笑)
りょうさんのほうが先にこの本を読んでいたので、
遊びにきてくれるかなって、三春屋のお饅頭用意してお待ちしておりました(だったらいいなぁ)

畠中さんのこのシリーズは、どれも読んでいて楽しいですよね。
手代の二人ときたら「ねこのばば」でも若だんな以外のこととなると、手助けに行くのさえ面倒そうだったり。ほんとに花嫁の一人や二人、平気でさらってきそうだし。
面白味のある会話のキャッチボールに笑ってしまうけど、人の内にある心情をさらりと描いてみせるところが巧いですね。

お次は「おまけのこ」でしたっけ?
楽しみがまだひとつ残っている。まるでお皿の上に残ったお饅頭一個みたいな、食べてしまいたいけど、まだ食べないよっていう、この間合いが好きだったりします。
| 雪芽 | 2006/03/13 9:21 PM |
こんにちは♪
このシリーズは、キャラクター、世界観、もうすべてが魅力ですね。
妖たちをおもしろおかしく描く斬新さもさることながら、
人間を人間臭く描くところがまたスゴイなといつも思います。
だからこそ飽きのこない作品となっているのでしょうね。
続きも楽しみです♪
| Rutile | 2007/01/15 4:05 PM |
Rutileさん、すっかりハマっていますね。
シリーズいっきに制覇してしまう勢いです。
妖や物の怪がいる尋常じゃない設定だけど、
いつもじ〜んとさせられるのは、
人が感じる苦しみや悩みがしっかり描かれているから。
普通の人間の姿、そこにある人情、いいな〜
続きも面白かったですよ!


| 雪芽 | 2007/01/16 10:25 PM |

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