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*月待ち人少しだけ時を過去へ遡り、話は先週の金曜日のことになる。 駅前のビルの中にある珈琲店で友人とのんびりとお茶時間を楽しんでいたのだが、わざわざこの日を選んでのお茶には理由がある。 どうして先週の金曜日なのか? *「東京バンドワゴン」 小路幸也発売元: 集英社価格: ¥ 1,890発売日: 2006/04売上ランキング: 70871 (ほんとホロリと、ホロ、ホロリときます) 小路幸也さん初読み。 下町の老舗古書店「東京バンドワゴン」。ちょっと風変わりな四世代の大家族が、転がりこんでくる事件を解決する。おかしくて、時に切なく優しい、下町情緒あふれる春夏秋冬の物語。 *「サウスポー・キラー」 水原秀策*「イナイ×イナイ」 森博嗣Gシリーズもまだ完結していないらしいのだが(シリーズ2巻目までしか読んでいないので曖昧)、新シリーズを始めるということは、なにか作者の意図するものがあるのだろうかと、ちょっと深読してみる。 「私の兄を探していただきたいのです」 *「父からの手紙」 小杉健治父からの手紙 小杉 健治 本ブログ散歩道コースの中のひとつ、信兵衛さんの「信兵衛の読書手帖」の感想を読ませて頂いて気になって購入した本。よく行く本屋では最近何十冊も平積みにして大プッシュ。文庫新刊でもないのに今頃なぜとは思うが、たまにこんな家族の絆を感じさせる感動本もいいものだと思った本だった。 家族を捨て、阿久津伸吉は失踪した。しかし、残された子供、麻美子と伸吾の元には、誕生日ごとに父からの手紙が届いた。十年が経ち、結婚を控えた麻美子を不幸が襲う。婚約者が死体で発見され、弟が容疑者として逮捕されたのだ。姉弟の直面した危機に、隠された父の驚くべき真実が明かされてゆく。完璧なミステリー仕立ての中に、人と人との強い絆を描く感動作。 *「【新釈】走れメロス 他四篇」 森見登美彦新釈 走れメロス 他四篇 森見 登美彦 名の知れた古典短篇を森見さんが書くとどうなるのか、というのが一番の楽しみだった。読んでみての感想はというと、笑い先行ではなく、いつもの持ち味を生かしながら、情感ある余韻が残る作品が多かった。 原作を読んでこちらを読む。こちらを読んで原作を紐解く。どちらが先でもよいが、たぶん両方読んでみるのが一番よいのだろうと思う。とはいえ、それを抜きにしても異なる作品の風味を楽しめるのでは、と思った。 *「夜は短し歩けよ乙女」 森見登美彦京の都を偶然を装いながら、思いを寄せる黒髪の乙女を追って恋の成就に奮闘する男子大学生と、夜の街を、古本市を、秋の学園祭を、風邪の猛威に静まる師走の街をと、二足歩行ロボットのステップ踏み踏み闊歩する、天然黒髪乙女の物語。 とにかく面白かった!期待の上の上、頭上数センチ上をいっている。 *本棚バトン「ふくらはぎの誘惑曲線」のhoy.さんから本棚バトンのご指名を頂きました。hoy.さんありがとうございます。謹んでバトン頂戴致しました。 ついでにこの場を借りてツッコミ御礼申し上げます。 いや〜、ご飯の美味しい季節となりましたね。うむ、苦しい言い訳です。ご飯と悟飯、どっちも大好きなんですよ〜(開き直り御免) | 1/1PAGES |
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